ユーキャンボールペン字講座を修了!効果やリアルな感想を正直解説

字のコンプレックスを解消するためにペン字講座を始めた、元万年筆ショップ店員のちゃくまです。

2月にユーキャンを申し込んで学習を開始し4か月が経過した本日、無事最後の課題まで完了することができました。はじめる前は、

「今のクセ字は直らないんじゃないかな」
「毎日続けられるか不安、、」
「もし効果がなかったらお金払った意味ないな、、」

など不安だらけでしたが、これらの不安は全て払拭することができました。

そこで本記事ではペン字をまだ始められていない方向けに、ユーキャンのボールペン字講座を今しがた完了した私が、受講してみて分かったリアルな感想・効果をお伝えします。

この記事を読んで分かること
・4か月ユーキャンのペン字を継続して修了した結果、どれだけ上達したか
・講座を修了した率直な感想/考え
・結局のところユーキャンはオススメ?

ちゃくま

講座を終えた当日だからこその超新鮮な声を伝えるよ!

目次

先月から新たに取り組んだ課題(3か月目~4か月目)

ユーキャンのテキストは全部で6冊です。

1冊目:ひらがなカタカナ(基礎編)
2冊目:よく使うフレーズ(楷書・実践編①)
3冊目:気持ちが伝わるお手紙(楷書・実践編②)
4冊目:やさしい行書(行書・応用編)
5冊目:トレーニングブック①
6冊目:トレーニングブック②

そのうちこの一か月で取り組んだのは5冊目と6冊目のトレーニングブックとなります

トレーニングブックは1~4冊目の課題の復習用なので、これまで学んだ内容をしっかりと学びなおしました。

テキスト5冊目:トレーニングブック①(テキスト1、2の復習)

まずは基礎から、ひらがな46文字を全て復習です。大きめの枠になぞり書き+枠のみで計7回練習し、最後には小さめの枠でも練習します。

ひらがなは文章を書く上でかなり書く頻度が高いので「この字の書き方全然忘れてた!」ということはありませんでした。しかしお手本を見ながらしっかり練習したのは3か月も前なので、

「あ、少し違った形で覚えてた」
「ここってこう書くのが正しかったんだ」

という気づきは結構ありました。やっぱり一回練習しただけでは不十分で、復習はどんな勉強をするにしても大事ですね。

ちゃくま

ひらがなの後にはカタカナと数字も一字ずつ復習したよ!

続いてはテキスト2の復習、「よく使うフレーズ」です。

「よろしくお願いします」
「お心遣い頂き誠にありがとうございます」

といった仕事や日常でよくつかうフレーズを復習。これらの文章はこれからよく使うことになると思うので、しっかりと時間をかけて復習しました。

ちゃくま

数か月前は、文章を練習するようになって字の感覚の取り方とか苦労したなあ。そう考えると結構成長を実感する!

テキスト6冊目:トレーニングブック②(テキスト3、4の復習)

続いてはいよいよ最後の1冊、トレーニングブック②の前半は「気持ちが伝わるお手紙」で、慶弔やはがきの書き方などの復習です。

実はこの復習、個人的にとても役にたちました。

というのも硬筆技能検定3級の試験日が迫っており、設問の中でどうにも苦手意識のある「はがき宛名の書き」をこのトレーニングブック②でしっかりと練習することができました。お陰で試験日までにはなんとかなりそうです。

ちゃくま

はがきや手紙の書き方のお作法は難しいよね。。トレーニングブックでは集中的に練習できるので苦手意識克服に役立ったよ!

トレーニングブック②の後半は行書です。

行書はつい最近まで学習してはいたのですが、筆順や連続する部分など、忘れてしまっているところはやっぱり多かったです。特に「左はらい」をそのままはらうのか止めるのかがあいまいでした。

ちゃくま

行書はやっぱり難しい。。でも復習することで自分の弱いところをたくさん見つけられたよ!

4か月間継続した結果(受講前・2か月前の字と比較してみた)

「お金と時間をかけて4か月学習して、効果は?」
「どれくらい美文字に近づけた?」

ここが一番気になるところです。実際に受講前や受講中に書いたのと同じ文章を書いて比較してみました。

同じ文を書いて比較してみた(上:受講前、中:受講2月目、下:受講修了後)

ちゃくま

受講修了後は、漢字を行書で書いてみたよ!

全体の印象だけでなく細かい部分にも気を配って書けるようになった!

受講前に書いたものと比べると一目瞭然、全くの別人が書いた字のようです。もとは字に自信がないので字を小さく書くクセがついていましたが、4か月経つとしっかりと大きく枠に合わせて書けています。

また、受講中の2か月前の字と比べると、ぱっと見るとそこまで大きな違いはなさそうに見えます。

しかし細かいところを見ていくと、

  • 2月目には斜めに傾いていた「を」の字のバランスが改善
  • 2月目にはのっぺりしていた「お」の字の形が改善
  • 行書の基礎が身に着いた

など、自分で見ても上達していることが分かります。先月と同じ感想ではありますが、改めてこうしてみると日々の練習がしっかりと自分の血肉になっているんだなあと感じます

ちゃくま

字を書くことに対する自信も少しずつ出てきた気がするよ!

実際、ユーキャン「実用ボールペン字講座」はどうだった?

「ユーキャンを受講したリアルな声を知りたい」
「ユーキャンの講座、ホントのホントのところはどうなの?」

ユーキャンのホームぺージを見ると良い言葉が並んでいるけど、実際のところはどうなのか気になりますよね。SNSなどで受講者の感想をちらほら見ますが、どうしても断片的です。

そこでここからは、つい先日ユーキャンの実用ボールペン字講座を修了した筆者から、講座を申し込もうと迷っている方に向けてお伝えしたいことを3つに厳選して解説します。

ちゃくま

忖度なしの超正直な感想です!

結論:初心者はユーキャンを選べば間違いない!

ちょうど4か月前、僕はユーキャンの実用ボールペン字講座を申し込もうか迷っていました。安い金額ではないし、ネットを見ると「続けられなかった」「三日坊主になった」というコメントが目に入ったからです。

しかし、もし4か月前に戻って自分に声をかけるなら「迷わず申し込んで大丈夫!!」と伝えたいです。

ネットにネガティブな情報もありますが、結局は自分次第です。本気で字を綺麗にしたいと思っているのであれば、ユーキャンの実用ボールペン字講座には十分すぎるほどの教材・カリキュラム・サポート体制が揃っています。

ちゃくま

申し込み前に不安な気持ちになるのはみんな一緒。でも飛び込まないと何も変わらない!

おすすめできる理由①:超初心者から無理なくステップアップできる!

ユーキャンの実用ボールペン字講座は、ペン字を全く習ったことがない超初心者の目線でカリキュラムが組まれています。例えば、初日のレッスン1はひらがなの練習です。「あ」からではなく、形の似たもの同士で学んでいくスタイルです。

初日は「たてに向かい合うグループ」「よこに向かい合うグループ」「斜めに曲がるグループ」の、計9文字を練習します。

出典:ユーキャン

ひらがなの中でも、比較的優しい「い」や「り」から始め、少しずつ難しい字に移っていきます。課題の字の順番まで考えられているので、初心者つまずくリスクが極限まで低くされていると感じます。

ちゃくま

毎日続けていれば、知らない間に難しい字も書けるようになっちゃうよ!

おすすめできる理由②:テキストに工夫が凝らされていて飽きない!

他のペン字通信講座と比べて、ユーキャンのテキストには飽きない工夫が盛りだくさんです。

一番のオススメは、レッスン前と後で自分の字のビフォーアフターを比べられる点です。「たかだか10分練習したくらいで、、」と思うなかれ、その成長は想像以上です。

こちらはレッスン初日の課題、ひらがな9文字のビフォーアフターです。字のバランスが明らかにキレイになり、字の大きさも全体的に大きくなり自信が伝わってきます。

ちゃくま

こんな風に成長が見える化されると、モチベーションが爆上がりするよ!

その他にもテキストはカラフルでたまにコラムもあり、飽きることはほとんどありませんでした。

おすすめできる理由③:4か月はちょうどいい期間!

実はユーキャンの実用ボールペン字講座は、他の通信講座と比べるとやや短めの学習期間です。例えば、ユーキャンと同様に非常に人気の高いがくぶん(日ペン)のボールペン習字講座は12か月です。

スクロールできます
ユーキャンがくぶんパイロット
講座名実用ボールペン字講座日ペンのボールペン習字講座ペン習字通信講座
標準学習期間4ヵ月サポート期間12ヵ月12ヵ月

この学習期間は「長ければいい」「短い方がいい」というものではありません。ただ、初心者が始めてペン字を習うのであればユーキャンの4か月という期間は継続するのがそこまで難しくなく、成長も十分できます。

特に大人の場合は仕事や家族の関係で、

「子供の部活大会前でサポートに時間がかかる」
「仕事のプロジェクトが忙しくて、3か月は時間がとれない。。」

このようにどうしても突発的に時間が取りにくくなる期間があります。4か月であれば、ある程度事前に忙しくなる時期を避けることもできます。

ちゃくま

まずはお試しで4か月頑張ってみて、もしもっと継続したいならがくぶんなどの他の講座に乗り換えてもいいかもね!

ユーキャンの講座を走り終えた、今の感想とこれからの抱負

①目指す美文字までの道のりは遠い。まだまだ初心者!

4か月の講座を修了しましたが、正直なところ思ったほどの達成感はありません。というか達成感はほぼゼロです。「あ、今日最後の課題出したからこれで全部終わりだな」くらいの感想です。

ただ、これは悪い意味では全くありません。「頑張らなかった」とか「そこまで大変じゃなかった」ことが理由でもありません。

達成感がない理由は、これで字を学ぶことは終わりではなく、まだまだ美文字までの道のりの途中でしかないと感じているからです。

ちゃくま

マラソンで言うと最初の1kmくらいのイメージかな、、

ユーキャンの添削をしていただく講師の方の赤ペンの字を見たりするとめちゃくちゃ綺麗で、いかに自分が初心者かを思い知らされます。

「もっともっと字を上手になりたい!」
「ペン字学習を続けたい!」

ボールペン字講座を完了して、本当に素直にこう思っています。

②字のコンプレックスが80%くらい解消した

「字がきたなくて恥ずかしい。。」
「なんとか字をきれいにしたい!」

4か月前、このように思ってユーキャンの実用ボールペン字講座を始めました。もともとの動機は子供のころからの汚い字のコンプレックスを解消するためでした。

正直なところ、上のビフォーアフターでも分かるように見た目の字はかなり上達しました。少なくとも「ミミズがはったような字だな!」と言われるような字ではありません。

では汚文字のコンプレックスは解消したのか?

ちゃくま

コンプレックスはまだ残ってるよ。。急いで書くとすごく汚いままだから。。

メモ書きや急いで字を書くときなど、速く書くとどうしても昔のクセが出てきてしまいます。これがコンプレックスが20%くらい残っている理由です。

③行書をもっと学びたい!

昔からのクセを完全に矯正するにはまだまだ時間がかかりそうです。

ユーキャンの実用ボールペン字講座では行書も学べます。個人的にこの流れるような美しい書体がとても好きで、書いていても楽しいです。

また行書は字を続けたり省略したりしているので、美しいだけではなく「速く書ける」というメリットもあります。1つ上で書いた通りまだ速く書くとクセが出てしまうので、行書をマスターすれば速くかつ美しい字を書けるようになるのでは!と思っています。

ちゃくま

急いでいても行書で美しく書ける、、憧れるね!

まとめ:美文字を目指す道中を楽しみながらペン字を続けよう!

小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道

毎度同じですが、最後はイチロー選手のこの言葉です。小さいながらも毎日一歩一歩を重ねていっていますが、これをしっかりと継続できるように頑張ります。

ペン字を始められた方、これから始めようとしている方、共に頑張りましょう!

ちゃくま

字の習い方については詳しくはこちらのまとめ記事を見てね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次