万年筆専門店の元スタッフで、ユーキャン・パイロット・がくぶんと3つのペン字通信講座を経験しているちゃくまといいます!
このページでは万年筆の習い方を何処よりもわかりやすく、丁寧に、初心者の方でも全く問題ないように解説します。
僕は2011年に万年筆に出会ってその魅力を知り、店員としてもこれまで数百本の万年筆をお客様にご紹介・お渡ししてきました。
一方で、

万年筆は使ってこそ、買った後の使い方まで伝えたい!
もっと多くの人に万年筆の魅力を知ってもらいたい!
と思い、2025年にこのサイトを立ち上げました。
この記事を読めば、万年筆を使って字をきれいにしたいペン字初心者が、どんな方法で学習をしていくべきかが超具体的に理解できます。
・万年筆での字の学び方は主に3つあり、最もオススメは通信講座
・通信講座は「実績」「カリキュラム」「サポート」「価格」の4観点をチェックすべし
・この4観点を高いレベルで両立しているのはユーキャン
大前提:そもそも万年筆で字を習うメリットは?


「字を習う」と聞くと、ボールペンや毛筆、筆ペンなどを思い浮かべる人が多いと思います。万年筆を使うことはあまりメジャーではありませんよね。
しかし字を習うときに万年筆を使うことには、実はメリットがたくさんあります。



その中でも主なメリット3つについて解説するよ!
メリット① 万年筆は美文字に最適!
私たちが「美しい」と感じる美文字は、毛筆起源といわれています。日本語のとめ・はね・はらいは毛筆を使うときれいに表現できますよね。
そして、万年筆は様々ある硬筆の中でもっとも毛筆に近い筆記具です。
ペン先が筆のように筆圧を受け止めてくれるので、毛筆のように弾力を活かして緩急をつけながら表情豊かな文字を書くことができます。



万年筆で練習すれば、毛筆のような味わいを引き出すことができるよ!
メリット② ペン字学習のモチベーションが高まる
万年筆はボールペンなどと違って、定期的なメンテナンスが必要です。
メンテナンスは一見面倒にも思えますが、毎日使ってお世話をしていると万年筆に愛着が湧いてきます。
「インクが切れそうだから、新しいインクを入れてあげようかな」
「最近使えてないな、、久しぶりに洗浄して綺麗にしてあげようかな」
そうなれば使うことがどんどん楽しくなります。
万年筆を使うことが楽しくなれば机に向かって学習する心理的なハードルも低くなり、ペン字練習のモチベーション向上につながります。
ペン字の学習で大切なのは毎日継続することです。万年筆を使うことで、継続ができずにペン字を挫折するリスクを下げることにもつながります。
メリット③ 新しい趣味が見つかる
「字を練習することの何が面白いんだろう?」
僕自身、ペン字を始める前はそう思っていました。しかしペン字講座を始めてみた初日にその考えは180度変わりました。
綺麗なお手本の字を見てまねてみる、最初から上手くはいかないけれども繰り返し練習し、だんだんと思い通りの形に書けるようになる。練習前の字と比べると見違えるほどきれいになっている。。
練習をした成果が目に見える形で現れ、これまでの自分の汚文字コンプレックスが薄れていく楽しさに衝撃を受けました。



詳細はこちらの記事をご覧ください!


この記事を追記している2025年6月現在、ユーキャンの実用ボールペン字講座は既に修了し、今は日ペンのボールペン習字講座にチャレンジ中です。
ユーキャンだけで終わらなかったのはペン字学習の楽しさに気づき、もっとペン字を学びたいと強く思ったからです。大人になってからなかなか新しい趣味が出来ませんでしたが、今は「ペン字が趣味です」と胸を張って言うことができとても嬉しいです。



ペン字は年齢に関係なくいつまでも続けられるね。生涯の趣味としている人も多いよ!
万年筆で字を習う方法を徹底比較


「字の習い方ってどんな種類があるの?」
「自分に合った学び方を知りたい」
せっかくお金と時間をかけて字を学ぶのだから、効率的に上達する方法を知りたくなりますよね。
ここからは万年筆で字を習うための主な方法について紹介し、
- 学習期間
- 一日の勉強時間
- かかる費用
- 上達度合い
このような様々な角度から徹底比較をしていきます。これを読めば自分にはどの方法が一番合っているのかを判断することができるようになります。



方向性を間違えないことが重要だね!
字を習う方法は主に「通信講座」「練習帳」「書道教室」の3つ
万年筆での字を習い方は一つではなく、大きく分けると次の3つの方法があります。
方法1 通信講座に申し込む
方法2 ペン字の練習帳を買って学習
方法3 書道教室に通う
1つ目は、ペン字の通信講座に申し込む方法です。
送付されてくる教材を使って学習し、課題を提出することで自宅にいながらプロの講師からの添削を受けられます。通信講座と聞くととっつきにくいイメージがあるかもしれませんが、3つの中でも最もポピュラーでオススメです。
2つ目は、書店に並んでいるペン字の練習帳を購入する方法です。
大きい書店にいくと数十冊のペン字練習帳が本棚に並んでいます。練習帳の中にはどのように学習を進めればいいのかも記載されています。この練習帳1冊と筆記用具さえあれば、簡単にペン字の学習を始めることができます。
3つ目は、書道教室に通う方法です。
書道教室と聞くと筆と墨を使った毛筆をイメージするかもしれませんが、ペン字の教室も数多くあります。実際に教室まで足を運び、講師に直接指導をしてもらう形になります。



それぞれで特徴、学習時間、料金などは大きく異なるよ!
比較① 学習にはどれくらいの期間が必要?
通信講座 | 練習帳 | 書道教室 |
---|---|---|
しっかり長期 4か月~1年 | さらっと短期 1日~3か月 | しっかり長期 1か月~ |
学習にかかる期間は、「通信講座・書道教室」と「練習帳」とで大きく異なります。
まず練習帳については、タイトルに
- 3時間即効
- 30日できれいな字がかける
などと記載されており、短い期間の学習を想定しています。
また「3つのルールで誰でも」「コツの集中講義」など、練習帳はきれいな字を書くためのポイントを集中的に練習するものが多いです。



練習帳は短期間で終わるのがメリットだね!ただ短すぎる学習期間だと逆にちょっと不安になるのは僕だけかな。。?
一方で通信講座と書道教室は、数か月から数年単位の学習期間になります。
基礎からしっかり学ぶカリキュラムの講座も多くなっており、通信講座や書道教室は腰を据えてしっかりと上達したい人向けです。
比較② 一日の勉強時間は?
通信講座 | 練習帳 | 書道教室 |
---|---|---|
短時間 10分~20分 毎日 | 本による 10分~3時間 | 長時間 1~2時間 週に数回 |
ペン字に限らず、上達のコツの1つは「短い時間でもいいので毎日学習する」ことです。
毎日やらないとせっかく学んで身に付いたことを忘れてしまいます。また一日の学習時間が極端に長いと、毎日続けることの負担が大きすぎて継続しづらくなります。
通信講座は、10分~20分の短い時間で毎日学習します。毎日少しずつ確実に上達していき、挫折もしにくいのが通信講座の良い点です。
練習帳と書道教室は必ずしも毎日の学習ではなく、また一日の学習時間は少し長めです。そのため継続がし辛かったり、上達のスピードが通信講座に比べて遅くなってしまう可能性があります。



上達のスピードを考えると通信講座がいいね!
比較③ 費用はどれくらいかかるの?
通信講座 | 練習帳 | 書道教室 |
---|---|---|
1,000円~7,500円 1月あたり | 500円~3,000円 | 5000円~15,000円 1月あたり |
本を買って練習する練習帳は書籍代だけなので安くすみます。失敗や挫折をしても大きな金銭的ダメージを受けないので、まずはお試しで始められる点は練習帳のメリットです。
一方通信講座や書道教室は少し高額ですが、講師による添削など、それに見合ったメリットを享受できます。添削を受けることで自分のクセを客観的に把握でき、効率的に上達することができます。
比較④ どれくらい上達するの?
通信講座 | 練習帳 | 書道教室 |
---|---|---|
到達レベルは 高い | 到達レベルは 高くない | 到達レベルは 高い |
字がどこまで上達するかは、プロの講師による指導・添削があるかどうかで大きく変わります。
自分でも気づいていない字のクセや、熟練したプロの目だからこそ指摘できるお手本との違いなど、講師が二人三脚でついてくれることでより高いレベルまで到達することができます。
通信講座や書道教室は、プロの講師がしっかりと指導・添削してくれる点が優れています。
まとめ:おすすめは通信講座!練習帳と書道教室のいいとこどり
通信講座 | ペン字練習帳 | 書道教室 | |
---|---|---|---|
期間 | 4か月~1年 | 1日~3か月 | 1か月以上 |
学習頻度 | 毎日 | 毎日 | 週1回程度 |
一日の学習時間 | 10分~20分 | 10分~数時間 | 1~2時間 |
価格 | 一月当たり1,000~7500円 | 数百円 | 一月当たり5,000~15,000円 |
到達レベル | 高い | 高くない | 高い |
- お手軽で安価だけど、高いレベルまでは到達できない練習帳
- しっかり上達可能だけど、高価格で通学が必要な書道教室
通信講座は家にいながらプロの講師の添削を受けることができます。つまり、練習帳のようなお手軽さと書道教室のような上達のいいとこどりをしたのが通信講座です。



効率よく上達したいなら通信講座が一番オススメだよ!
万年筆で字を習う方法その1:ペン字の通信講座(一番オススメ!)


万年筆を習うための1つ目の選択肢は、通信講座です。
通信講座を受けたことのない人にとっては申し込むのに少し勇気がいりますよね。
そこでこの章では、初心者の方が安心して申し込めるようにペン字の通信講座を受ける場合のメリデメや申し込み方法について詳しく解説していきます。
通信講座のメリデメ
メリット | デメリット |
---|---|
講師からのフィードバック受けられる 提出期限があってさぼりにくい 実力をじっくり底上げできる 一日10分など、スキマ時間でも学習可 | 受講費が高め(に見える) |
通信講座の特徴は、ある程度の長期間(数か月~1年)に渡ってじっくりと学習をし、ペン字の実力をしっかりと高めることができる点です。
前の章でも書いた通り、通信講座は「練習帳のようなお手軽さ」と「書道教室のような上達」のいいとこどりができる学習方法です。そのためメリットは上の表のようにたくさんあります。
一方、唯一のデメリットはその受講費です。安いものでも15,000円ほどかかるので、申し込むのに少し躊躇してしまいます。
しかし、この金額は数か月~1年の受講期間のトータルでかかる金額です。一か月あたりに直すと数千円、毎日練習するとなると一日あたり200円くらいとなり、意外と高くないんです。



毎日ペットボトル飲料を買うくらいの感覚で始められる
通信講座を選ぶときに大事なチェックポイントは4つ
ペン字の通信講座は、ユーキャン、四谷学院、がくぶん、ヒューマンアカデミー、、と様々です。初心者にとっては、
「何をどう見て選べばいいの?」
「どのポイントが大事なのか分からない。。」
こんな疑問を持ちますよね。僕は最初の通信講座を選ぶときに迷いすぎて、かなり時間を無駄にしてしまいました。
実はペン字の通信講座を選ぶとき、初心者がチェックすべき重要度の高いポイントが4点あります。もし選び方に迷ったら、まずは下の4点に確認してみてください。
①:実績
(講座の歴史・受講生数・口コミ)
②:カリキュラム
(基礎から始めやすく、初心者向けか)
③:サポート体制
(質問しやすさ・デジタルサイト有無)
④:価格
(やっぱりコスパは重要!)
①実績(実績講座の歴史・受講生数・口コミ)
長年運営されて受講者数が多い講座は、教材の改善が繰り返されており、初心者にも使いやすく洗練されている傾向があります。
②カリキュラム(初心者が基礎から始めやすいか)
ひらがなから少しずつ難易度が上がっていく構成であれば、無理なくステップアップできます。最初から手本が難しすぎると挫折しやすいため、段階的な練習内容かどうかをチェックしましょう。
③サポート体制(質問のしやすさ・添削回数・デジタルサイト有無)
一人で学ぶことが多い通信講座では、サポート体制が継続のカギになります。添削指導が丁寧か、質問に気軽に答えてくれるかどうかは、特に初心者にとっては大きな安心材料です。
④価格(やっぱりコスパは重要!)
どんなに魅力的な講座でも無理のない価格帯であることは大切です。単に安ければ良いというわけではなく、支払う金額に見合った内容になっているかというコスパがポイントです。



2025年6月現在、主な通信講座9つについての徹底比較した結果はこちら!





ランキング1位はユーキャンの「実用ボールペン字講座」だよ!
初心者向けおすすめ1位は、ユーキャンの「実用ボールペン字講座」
実績 | ★★★ ★★ | 受講生累計230万人以上、実績No1 |
カリキュラム | ★★★ ★★ | 1日10分の簡単なぞり書き。初心者向けの学習カリキュラム |
サポート | ★★★ ★★ | メールや郵送でいつでも講師に質問可。デジタル学習サイトあり |
価格 | ★★★ ★☆ | 一括払い:29,000円(税込) |
ユーキャンの強み:受講者230万人以上の圧倒的な実績
ユーキャンの「実用ボールペン字講座」は通信講座の最大手であるユーキャンが提供する、日常で役立つ美文字の習得に特化した講座です。これまでに230万人以上の受講者数を誇る、非常に人気の高い講座です。
その最大の魅力は、短期間で効率的に「実用的な美文字」が身につく点にあります。1日わずか10分程度の練習で、自分の名前や住所など、普段よく使う文字を美しく書けるようになることを目指します。
視覚的に分かりやすいテキストと丁寧な添削指導で、スキマ時間に初心者でも無理なく学習を進められるように工夫されています。





上はユーキャンの講座を受ける前・受講2か月後・修了後の字の比較だよ!上達は一目瞭然
講座提供 | ユーキャン |
延べ受講者数 | 230万人以上 |
受講費用 | 一括:税込29,000円 分割:税込29,700円 ※1,980円×15回 |
一日の学習目安時間 | 10分 |
学習期間目安 | 4か月(サポートは8カ月) |
添削回数 | 6回 |
目指せる資格 | 硬筆書写技能検定3級 |
書風 | 柔かく親しみあり、実用的 |
・安心の最大手を選びたい
・スキマ時間で効率的に学習したい
・くせのない実用的な美文字を学びたい
通信講座の始め方
「通信講座のオススメは分かったけど、実際にどう申し込めばいいの?」
僕も通信講座を始める際にはよくわからず色々と不安でしたが、全く難しいことはありません。
どの通信講座も始めるときの流れは、おおよそこの5ステップです
Step① 講座の申し込み、料金支払い
Step② 教材が郵送で届く(1週間程度)
Step③ 教材を使って学習(毎日継続!)
Step④ 添削課題に取り組み課題を提出
Step⑤ 添削結果が返ってくる
最初の講座申し込みは、各通信講座のホームページから可能です。本記事オススメのユーキャンの「実用ボールペン字講座」はこちらが申し込みページです。



資料請求だけなら無料だよ!上の公式サイトのリンクからできるので、まずは資料請求だけ申し込んでみよう!
講座の申し込み後は、詳しいガイドブックが1週間程度で郵送されてきます。ガイドブックに従ってさっそく学習を始めましょう!
ユーキャンのペン字講座について、申し込み方法も含めた詳しい方法はこちらの記事で紹介しています。


通信講座についてのよくあるQ&A



よくある質問に答えるよ!
- 万年筆でペン字通信講座って受けれるの?
-
講座によるので、念のため事前に確認しましょう。
この記事で紹介したユーキャンの実用ボールペン字講座は万年筆での学習OKです。
- ペン字の通信講座で使うのにオススメの万年筆は?
-
初めて買うのであれば、550円で買えるプレピー(プラチナ万年筆)がオススメです。
あわせて読みたい【万年筆】カクノ、プレピー、ハイエースネオをどこよりも詳しく比較 初めての万年筆を買うときどれを選ぶか迷いますよね。 「まずは1,000円以下の万年筆を買ってみたい」「エントリーモデルでも、妥協せずに自分に合う一本を選びたい」 僕…もう少し良い物を、、という場合は「ペン先の素材」「字幅」「重量」に気を付けて自分にぴったりのものを選びましょう。
あわせて読みたい非公開: 【ペン字】日本語を書くのに最適な万年筆は?重要ポイント3点を解説 「ペン字をしてるけど、筆記具何にしよう」「ボールペンと万年筆はどっちがいいの?」 ペン字の練習をしていると疑問に思いますよね。人にもよりますが、美文字を目指す…
まとめ:本気で字がうまくなりたい人にはペン字の通信講座が最適!
通信講座には、実力をしっかりと底上げするためのノウハウがつまっています。数か月~数年の時間はかかりますが、一生ものの美文字スキルを身に着けることができます。
「本気で字をうまくなりたい」という方は、是非とも通信講座を受けてみましょう!



字を習う方法はいくつもあるけど、せっかく字を練習するなら講師の添削を受けられる通信講座がオススメだよ!
万年筆で字を習う方法その2:ペン字の練習帳を買って学習


最も手軽に万年筆を学ぶならば、まずは練習帳を買って自分で練習してみるのもよい方法です。この章では、ペン字練習帳を使った学習について詳しく紹介していきます。
ペン字練習帳で学ぶことのメリデメ
メリット | デメリット |
---|---|
とにかく安い! 沢山の本から自分にあった一冊を選べる | 実力の底上げは難しい 専門家のフィードバック受けられない 途中挫折しがち |
ペン字練習帳の最大のメリットは、その安さです。数百円の練習帳もあるので、ペン字を始めるハードルはとても低いものとなります。
一方で、講師による指導や添削がなく、学習が正しい方向に向かっているかどうかなどの確認をすることができません。



やめても誰も何も言わないので途中で挫折してしまう可能性も高くなりそうだね。
ペン字練習帳の選び方
ペン字の練習帳は数多くあり、ざっと調べたところだけで50冊以上あります。
その中から自分に最適な一冊を選ぶには、どのようなポイントに気を付ければいいのでしょうか?
「ここだけは押さえて!」というポイントはこちらです。
①お手本が書きたい字と合っているか?
②筆記具が使いたいペンと合っているか?
③ボリュームはちょうどいいか?
特に1点目・2点目は重要です。
例えば日本語には文字の点や画を崩さずに正確に書く「楷書」と、文字を少し崩した流れるような書体の「行書」があり、どちらをうまくなりたいのかで選ぶ本は変わります。



ちなみに筆ペンの練習帳を買っても万年筆は練習できないので注意!
万年筆の上達におすすめの練習帳
万年筆を想定した練習帳の数はかなり少なく、ネットショップや店頭で購入可能なのは5冊です。
その中で最もオススメなのは、実務教育出版の「万年筆で極める美文字」です。
![]() ![]() | 万年筆で極める美文字 |
1,100円(税込) | |
著者:青山浩之 (実務教育出版) | |
Amazonレビュー数:85個の評価 ★★★★☆(4.1) ※いずれも2025年3月6日時点の数値 |
万年筆ならではの筆圧の強弱や、スピードをコントロールするためのコツの解説がされています。
また、お手本には筆圧の変化のつけ方が1~5の数値で表されています。万年筆は筆圧のコントロールが重要なので、筆圧を意識しながら練習すれば表情のある美文字がかけます。
ランキング詳細はこちらの記事をご覧ください。


ペン字練習帳のまとめ:お試しで字の練習を始めたい人に最適
なんといってもペン字練習帳での練習のメリットは、その手軽さです。
通信講座や書道教室などで本格的に始める前に、お試しで字の練習をするには最適です。



もし「もっと腰を据えてじっくりと学びたい!」となれば、次で解説する通信講座を検討してね!
万年筆で字を習う方法その3:書道教室に通う


書道教室は全国に数多くあり年齢にかかわらず多くの人が学んでいます。書道教室に通う際は、まず近くの教室を探すことが第1ステップです。
具体的な教室の探し方は、
・ネットで検索してみる
・地域の広報紙で探してみる
・書道の各会派から教室を紹介してもらう
などがあります。
ネットであれば口コミや詳細情報も分かるので便利ですよね。
また、例えば全国の書道教室の講師が多く所属している「日本書道教育学会」では、近くの書道教室を紹介してもらえます。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
途中で挫折しないためのヒント集
ペン字の練習は継続することが大事ですが、
「さぼっちゃいがちな性格で心配。。」
「前回挫折した。どうしたら続けられる?」
こんな悩み、ありますよね。
そこでペン字学習を続けられた経験者の生の声を、周りのペン字仲間やネットの口コミから集めました。
できそうなものがあれば是非とも取り入れてみてください!
資格取得を具体的な目標にする
モチベーションを保つための一番の方法は、達成したときの目標やメリットを明確にすることです。
目標が何もなければ「何のためにやってるんだろう?」と感じてしまい、挫折につながります。
例えば「資格取得」を目標にすれば達成したかどうかが明確ですし、自分の頑張りが資格という形で証明されるので大きな達成感も得られます。
ペン字についての資格は、最もオフィシャルなものとしては日本書写技能検定協会が主催する硬筆書写技能検定があります。
こちらの検定は文部科学省後援の検定試験なので、履歴書にも書くことができます。
他にもいろいろな資格があるので、興味のある方はこちらの記事をご覧ください。


通信講座・教室に通う
継続をするためには毎日の習慣にしてしまうことが重要です。
歯磨きや洗顔と同じで、一回習慣になってしまえば「面倒」と思うこともなく無意識に続けることができます。
そのような習慣化は自分ひとりの力で努力するより、締め切りや予定を入れてしまって強制的に続けるような仕組みを作ってしまうとラクです。
具体的には、
・通信講座を申し込んで、課題を提出する期限をつくってしまう
・書道教室に入って、毎週通う曜日を決めてしまう
というのがオススメです!
まとめ:自分にあった方法で、楽しく万年筆で字を習おう!


イラスト、カリグラフィー、サインなど、万年筆には本当にいろいろな楽しみ方があります。
「きれいな字を書く」ことはそれらの基礎であり、字が上達するほど万年筆の楽しみも広がります。
本記事で紹介した通り、万年筆での字の習い方は「ペン字練習帳」「通信講座」「書道教室」がありいずれも一長一短ですが、本気で字を綺麗にしたいのであれば、家にいながら講師の先生からのフィードバックが受けられる通信講座を強くオススメします。
スキマ時間を活用しつつ、楽しみながら学んでいきましょう!
記事の中で紹介した、ランキング1位のユーキャンの「実用ボールペン字講座」はこちらが申し込みページです。



実際に僕がユーキャンのボールペン字講座を受けてみたときの感想も記事にしてるよ!
申し込み初日の記事↓


はじめてから2か月目の記事↓


はじめてから3か月目の記事↓


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