ペン字の独学は効果ある?上達のための初心者向けオススメ学習法を解説

ボールペン字を始めたいけど、独学で上達できるのかな?

新しいことにチャレンジするときは、不安や疑問がいっぱいですよね。

ペン字は独学でも学べますが、多くの方が自己流の悪い癖に気づけず、途中で上達の壁にぶつかってしまうというデメリットもあります。

この記事ではボールペン字は独学のメリデメ・学習法を明確にするとともに、初心者だからこそ選ぶべきオススメ上達法を紹介します。

ちゃくま

ペン字の学び方で迷っている人は、是非方向性決めに役立ててね!

目次

字のコンプレックスを抱くあなたへ:独学は本当に有効?

👩「字に自信がないけど、独学で変われるの?
👨「独学だと遠回りにならないか不安。。

独学は低コストで自分のペースで進められるのが最大のメリットです。

しかし、悪い癖を客観的に指摘してくれる人がいません。気づかぬうちに自己流に陥るリスクも伴います。

知らず知らずのうちに失敗しないように、まずは独学の可能性と心構えを解説します。

まず知っておきたい!ボールペン字が独学で始められる理由

ボールペン字の学び方には、大きく分けて5つの方法があります。

ペン字の学び方5つ
  • 習字教室に通う
  • ペン字通信講座を受講する
  • オンラインレッスンを受ける
  • ペン字練習帳を購入(独学)
  • アプリで学習する(独学)

このうち、習字教室、通信講座、オンラインレッスンは講師と二人三脚で取り組むスタイルです。

一方、ペン字練習帳とアプリ学習は、自分1人で学ぶ「独学」となります。

最近の練習帳は非常に種類が多く、高品質なものも少なくありません。ペンの持ち方などの基礎から学べ、教室に通わず練習することが可能です。

初心者向けのものや、百人一首など書いていて楽しい題材を使って学ぶものなど、自分に最適な練習帳がきっとあるはずです。

独学で上達する人と挫折する人の決定的な違い

ペン字の学習で最も大切なことは、コツコツと長期目線で練習を続けることです。この継続ができないと挫折してしまいます。

ちゃくま

SNSでも、練習帳を始めたけど挫折したという書き込みがあるね。。

独学は、良くも悪くも自分で学習の進め方を全て決められます。そのため、

  • しっかりと自己管理できる人
  • 目標を自分で設定しそれに向け努力できる人
  • 結果が出ないとき、原因究明と対策を実行できる人

このような人は、独学でもペン字の学習を継続することができ、結果的に上達もしやすいです。

ちゃくま

勉強と同じだね!

一方で、なかなか独学で結果が出ないのは、

  • 自己管理ができない人
  • 無計画で進めてしまう人
  • すぐに結果を求めてしまう人

このような人たちです。

進みが悪かったりサボってしまっても、誰も何も注意をしてくれません

独学のメリデメ:費用は抑えられるが自己流の危険が伴う

独学の最大のメリットは金銭的負担が低く抑えられることです。通信講座と比べ、練習帳代のみで始められます。

安く始められる練習帳やアプリは、

👩「ペン字がどんなものかお試ししてみたい」
👨「通信講座を申し込む前に、ペン字が自分にあっているか確かめたい」

このような「お試し」にうってつけです。

ちゃくま

もし自分に合わなくても、金銭的ダメージは少なくてすむね!

一方、独学には大きなデメリットがあります。それが自己流の悪い癖が定着するリスクです

練習帳で練習をしていると、知らず知らずのうちに誤った書き方や昔からのクセ字を書いてしまっていることがあります。

自分では綺麗に書いているつもりでも、このような自己流の悪い癖には意外と気が付きません

このデメリットを理解せずに続けると、

👨「練習を続けているのにクセ字が治らない…」
👧「せっかく何か月も練習してるのに…」

時間と労力を無駄にし、望むレベルに達せないことになります。悪い癖が根付いている人ほど、独学の限界を感じやすいでしょう。

独学は初期の基礎固めには有効です。しかし効率的に美文字を目指すならどこかでプロのフィードバックが必要になることを覚えておきましょう。

【具体的な方法】独学で失敗しないために押えるべき3ステップ

👧「独学は具体的に何から始めればいいの?
👨「独学の学習ステップを知りたい!」

ここからは、どのようにすれば効率的に独学でペン字を学べるのかを具体的に3つのステップに分けて解説します。

ちゃくま

焦って練習を始める前にまずはチェックしてね!

ステップ1:いつまでにどうなりたいかの目標を明確にする

まずは最初のステップとして、長期的に自分がペン字でどうなっていたいのかを明確にすることが重要です。

この目標によって、選ぶべきテキストや学習期間、一日の学習時間などの方向性が決まってくるからです。

具体的には以下の3つを決めましょう。

  • いつまでに(学ぶ期間)
    • 1ヵ月後までに
    • 1年後までに、等
  • 何を(学ぶ対象)
    • 自分の名前だけ
    • ひらがな、カタカナ、漢字全て
    • 行書まで、等
  • どうなりたいか(到達レベル)
    • 今より少しでも上手くなれば良
    • 一般的に「きれい」と言われるレベルまで
    • 師範レベルを目指す、等
ちゃくま

面倒でも、ここはしっかりと考えておこう!

ステップ2:目標に合ったテキストを選ぶ

前のステップで決めた具体的な目標を踏まえて、取り組むべき教材を選びましょう。

自分の目標と合わない教材を選んでしまうと、

👨「もっと早く結果出したかったのに。。」
👧「行書も練習したかったのに練習帳に含まれてなかった。。」

このようなミスマッチが起こってしまいます

だいたいのペン字練習帳には、タイトルや表紙に

  • どれくらいで学び終わるか(「30日」など)
  • なにを学べるか(「行書まで学べる」など)
  • レベル(「初心者」など)

などの情報が載っています。これらを前のステップで立てた目標と比較してみましょう。

ちゃくま

オススメの練習帳はこちらの記事でも紹介してるよ!

なお、独学にはペン字練習帳の他にスマホで学べるアプリもありますが、こちらは正直オススメしません

ペン字の上達には実際にペンを使って書くことが必須であり、スマホでの学習だけではその練習ができないためです。

ステップ3:練習時間を毎日のルーティーンに組み込む

ペン字を挫折せずに続けるための鉄則は、「時間が空いたらやる」のではなく、「あらかじめやる時間を固定してしまう」ことです。

ちゃくま

人間の意志力はそれほど強くないよ!

「今日は忙しいから明日まとめてやろう」という先送りは、やがて「週末にやろう」になり、最終的にはテキストを開かなくなります。

やるかやらないかを毎日迷うエネルギーを使わず、歯磨きのように無意識の習慣にすることが継続の鍵です。

おすすめなのは、既に習慣化している行動とセットにしてルーティン化する方法です。

  • お風呂が湧くまでの間
  • 朝ドラを見た直後
  • 子どもの勉強時間に一緒に

など、毎日必ず訪れるタイミングをトリガーにしてしまいましょう。

【注意】独学でぶち当たる2つの壁と、その乗り越え方

👧「練習帳は続けてるけど本当に上達してる?
👨「何か月も頑張っているのに、昔からのクセ字が全然直らない…

独学を続けていると、このような不安や疑問が必ず生まれてきます。

費用をかけず自分のペースで進められる独学ですが、上達する上では多くの人が突き当たってしまう2つの壁が存在します

ここからはそんな独学の2つの壁と、それの乗り越え方をご紹介します。

ちゃくま

独学で壁につきあたった時、ぜひ乗り越えるためのヒントにしてね!

独学の壁①:自分の字の悪いクセがなかなか治らない

まず理解すべきは、自分の書いた文字の悪い癖は書き手自身には気づきにくいということです。

どの部分のバランスが崩れているのか、どこを修正すべきかという判断は、独学では完全に自己流の基準になってしまいがちです。

例えば、文字の止めや払いが甘くなっていたとしても、日頃からその字を書いている本人にとっては「それが正しい形」と思い込んでしまいます

ちゃくま

いつも書いている自分の字だから、それが変だとは思いにくいんだよね。

独学用の練習帳にはお手本がありますが、お手本通りに書けているつもりでも、実際にはズレていることがあります。

このズレは自分で気づくのは非常に難しいですが、このズレを認識することができなければ、自分の字のクセを直すこともできません

独学の壁②:モチベーションが長続きしない

独学で学ぶ場合、多くの人が途中で挫折してしまう原因となるのがモチベーションが続かないことです。

ペン字は地道な日々の練習の積み重ねです。「美文字になるぞ!」と意気込んで始めても、1人で数か月続けることは想像以上に難しいものです。

ちゃくま

はげまし合える仲間がいないと孤独だよね。。

ペン字で上達するのに最も大事なことは日々の練習をコツコツ積み重ねることです。

モチベーションが低下してしまうと、毎日の練習が1日おきになり、3日おきになり、いつの間にかフェードアウトしてしまいます。

独学の壁を乗り越えるには、支えてもらえるサポーターの存在が不可欠

人によっては、これらの2つの壁を乗り越えて独学でもどんどんと上達できるかもしれませんが、多くの人にとってはそれは難しい話です。

そんなときは、是非「サポーター」を作ってみましょう。

例えば家族や友人などでも構いません。

自分が書いた字とお手本のズレを客観的に指摘してもらったり、モチベーションが下がったときに励ましてもらえる人です。

👨「でも毎回字を見てもらうのは気が引ける…」
👧「そんな気軽に頼める人はいない」

そんなときは、ペン字のプロの講師を利用しましょう

オンラインレッスンや通信講座など、プロの目であなたのクセを指摘してもらえ、添削課題のコメントでは良いところを沢山褒めてもらえます。

ちゃくま

自分だけではどうにもならない時は人を頼らないとね!

通信講座は下にオススメ講座3選があるので、是非読み進めてみてください。

【最短ルート】「自己流」を卒業し、圧倒的に早く美文字になる方法

👧「独学で上達できるか不安になってきた…」
👨「もっと確実に上達できる方法はないの?」

独学はペン字をお試しで始めるにはとても良い方法ですが、本気で上達したい人にとっては最善ではないかもしれません。

ここからはペン字を本気で上達したい人にオススメの、効率的に美文字になるための方法を紹介します。

ちゃくま

独学に限界を感じた人は、是非参考にしてね!

初心者に最もオススメなのはペン字の通信講座である理由

ペン字学習の方法を、学習期間と学習の質でマッピングした図

独学はメリットはある一方で、しっかりと上達するためには講師と二人三脚で学習するのがやはり確実です。

講師と学習する学び方には、ペン字教室・通信講座・オンラインレッスンの3つの方法があります。

その中でも、初心者が安心して上達でき、万人向けにオススメできるのは通信講座です。

ちゃくま

僕自身も、超初心者からペン字通信講座で大きく上達できたよ!

主な理由は、

  • 通学する必要がなく、自宅で学べる
  • 1日10分程度、スキマ時間で学べる
  • 洗練された初心者向けのカリキュラム
  • プロの添削で自分のクセを指摘してもらえる
  • 一日あたりで考えると100~200円程度で受講可能

まとめると、通信講座は自宅でいつでも学習でき、プロの添削指導も受けられます。洗練された初心者向けのカリキュラムのため安心して受講できます。

一方でペン字教室は、直接指導で疑問をすぐ解消できるのが最大の強みです。しかし、費用が高く、決まった時間・場所に通う必要があり、忙しい方にはハードルが高いでしょう。

またオンライン指導は、時間や場所を選ばず、リアルタイムでフィードバックが得られます。しかし、講師の当たり外れがあることと、長期的な学習には向かないという点が懸念です。

通信講座は申込みから学習までカンタン!

👨「でも通信講座ってどう始めればいいの?」
👧「なんだか難しそう、、」

僕も最初の通信講座を受講する前は、どんな流れで進めればいいのか想像つかず不安でした。

でも、実際に始めてからはそんな不安はなくなり、講座修了まで一度も迷うことなく走り切れました。

ちゃくま

ペン字通信講座のおおまかな進め方はこの5ステップだよ

ペン字通信講座の流れ
  • 講座の申し込み、料金支払い
  • 教材が郵送で届く(1週間程度)
  • 教材を使って学習(毎日継続!)
  • 添削課題に取り組み課題を提出
  • 添削結果が返ってくる

まずはインターネットや郵送で受講申し込みをし、それから1週間程度で教材が到着します。

その後は、教材を使って学習・添削課題に取り組む・課題が返ってくる、の繰り返しです。

困ったときのためにサポート窓口も用意されている講座がほとんどなので、安心して受講することができます。

【おすすめ講座】コンプレックス解消を叶える人気ペン字通信講座3選

👨「自分に一番合った講座を選びたい!」
👧「通信講座がいいのは分かったけど、どこがオススメ?」

ここからは、いくつもの通信講座を実際に受講した僕が、初心者向けに本気でオススメできる通信講座3選を紹介します。

ちゃくま

この3講座から選べば安心!

超初心者はユーキャン「実用ボールペン字講座」

講座名実用ボールペン字講座
監修者涼 風花 先生
難易度初心者向け
実績延べ受講者数
230万人
以上
学習期間目安4か月
(サポートは8か月)
添削回数6回
受講費用一括:税込29,000円
分割:税込29,700円
※1,980円×15回
目指せる資格硬筆書写技能検定3級
書風柔かく親しみあり実用的

ユーキャンの「実用ボールペン字講座」は通信講座の最大手であるユーキャンが提供する、日常で役立つ美文字の習得に特化した講座です。

主な特徴は以下です。

  • 受講者数は230万人以上
  • 練習は一日10分程度
  • 名前や住所など普段よく使う文字を美しく書けるようになることを目指す
  • 分かりやすいテキストと丁寧な添削指導が
  • 初心者でも無理なく学習を進められる
ちゃくま

レッスン前と後の比較ができるので、上達が目に見えやすいよ!

\ 資料請求は無料!カンタン手続き1分 /

趣味として長期的に学びたいならがくぶん「日ペンのボールペン習字講座」

講座名日ペンのボールペン習字講座
監修日本ペン習字研究会
難易度初心者~中級者向け
実績講座開始は1932年
延べ受講者数100万人以上
学習期間目安6か月
添削回数12回
受講費用一括:税込39,800円
分割:税込44,002円
※4,002円+2,500円×16回
目指せる資格硬筆書写技能検定3級
日ペンの級段位
書風端正で伝統的、格式高い

がくぶんの「日ペンのボールペン習字講座」は、長年の指導実績を持つ日ペンが監修する、本格的なペン習字の技術習得を目指す講座です。

  • ペン字指導は1932年から実績は100万人以上
  • 文字の基礎から応用まで体系的に学べる
  • 文字の骨格やバランス、書道に通じる奥深さを学べる
  • 講座修了後も月刊誌を購読すれば、競書提出して段級認定を受けられる

\ 資料請求は無料!カンタン手続き1分 /

たくさんの添削を受けたいなら四谷学院「55段階ボールペン字講座」

出典:四谷学院
講座名55段階ボールペン字講座
監修岡田 崇花先生
難易度初心者向け
実績大学受験などで実績のある「55段階」を採用
学習期間目安3か月
添削回数18回
受講費用一括:税込29,000円
分割:税込30,144円
※1,544円+2,600円×11回の場合
目指せる資格(記載なし)

カタカナよりもひらがなを先に学ぶ講座が多いなか、四谷学院は学習順序を工夫して初心者にもやさしいカリキュラムとしています。

また、学習期間は3か月と比較的短期間ですが添削は18回と業界最多です。初心者は課題の提出と復習の負担が少し大きく感じるかもしれません。

他にも四谷学院の「55段階ボールペン字講座」には次のような特徴があります。

  • 岡田先生直筆の名前・住所のお手本もらえる
  • DVDで字を書くリズムを学べる

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まとめ:美文字への最短ルートは、「正しい一歩」から始まる

この記事では、独学でペン字を学ぶことのメリデメや学習方法と、より効率的に上達できる通信講座について紹介してきました。

ペン字の上達に最も大切なのは正しいやり方で継続的に練習をすることです。

最初の方向性が自分に合っていないと、せっかく練習したのにそれが無駄になってしまったり思っていた効果が出なかったりします。

まずは自分がどこまで上達したいのか、それにはどの学習法が最適なのかをしっかりと考えましょう。

独学にもメリットはありますが、しっかり上達するにはやはり通信講座が最もオススメです。

特に下の3講座は資料請求が無料なので、まずは請求手続きだけしてしまいましょう。

ちゃくま

手元に資料が届けば、じっくり読んで受講するかを決められるね!

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