【初心者必見!】ダイソーのペン字練習帳使用体験談:その効果は?

「ペン字にちょっと興味がある!」
「本格的に習う前に、ペン字を体験してみたい!」

と思ったとき、まず目に留まるのが手軽に始められる市販のペン字練習帳です。

中でも100円ショップ・ダイソーで手に入るペン字練習帳は、気軽に挑戦できると人気です。でも実際のところ

「本当に効果あるの?」

と気になる方も多いはず。

そこで今回は、実際にダイソーのペン字練習帳を使ってみた感想を、良い点・イマイチな点も含めて正直にご紹介します。

この記事を読んだら分かること

・自分はダイソーの練習帳を使うべき?
・ダイソーの練習帳よりも自分にあっているペン字練習方法はあるの?

ちゃくま

僕自身が今受講している通信講座や、過去習っていた書道教室との比較もしていくよ!

目次

ダイソーのペン字練習帳はこんなもの!

基礎情報:硬筆六段の小笠原先生らが監修、初心者向けのペン字練習帳

美文字練習帳 基礎編
110円(税込)
発行:大創出版
指導:小笠原絵三子、清水裕子
第一刷発行:2022年6月10日

美文字練習帳(基礎編)は、100円ショップでおなじみのダイソーの店舗で購入できます。

100円と低価格でありながら、ひらがな、カタカナ、漢字を基礎からじっくりと練習できるペン字練習帳です。

ダイソーのペン字練習帳は

  • 美文字練習帳(基礎編)
  • 美文字練習帳(実用編)
  • 般若心経練習帳

の3つがあり、そのうちもっともベーシックな一冊です。

ちゃくま

大きめのダイソーには3冊ともあったけど、小さい店舗だと取り扱ってないかもしれないよ。

外観:横開きB5で、全80ページ

表紙はシンプルでありながらポップです。いい意味で100均の商品とはパッと見てもわかりませんね。

全部で80ページあり、中の色は赤で統一されています。

装飾はほとんどありませんが、決して読みにくくはありません。練習に必要最小限な情報だけが書かれているので、実用性が重視されている印象です。

構成:ひらがな・カタカナ・漢字に加え、数字やアルファベットも

美文字練習帳の構成は下記のように大きく分けると4つのパートからなります。

STEP
ひらがな

ひらがなを美しく書く3つのコツ
・ひらがなの縦/横書き(2~5字)の練習

STEP
カタカナ

カタカナを美しく書く3つのコツ
・カタカナの縦/横書き(2~5字)の練習

STEP
漢字

漢字を美しく書く3つのコツ
・漢字の縦/横書き(2・3字)の練習
・かなまじりの縦/横書き (5字以上)の練習

STEP
その他

・数字の練習
・アルファベットの練習
・手紙、はがきの練習
・年賀状の練習

ひらがな、カタカナ、漢字それぞれの「美しく書くコツ」が紹介されているので、効率的にきれいな字に近づくことができます。

ちゃくま

巻頭には基礎知識として「ペンの種類と特徴」「ペンの持ち方と姿勢」の説明もあるよ!

練習方法:直接書き込める!最初はなぞり書きから

それぞれの字にはお手本があり、それを見ながら練習をしていくスタイルです。

最初の1回はなぞり書きで、薄く書かれた字をなぞることから始めます。

2回目以降はお手本を見ながら、十字の線が薄く書かれた枠の中に字を書いていきます。ひらがな・カタカナは5回、漢字は1回です。

一語だけの練習が終わったあとは応用編として、2語以上の単語や文の練習があります。こちらはなぞり書き1回、枠内練習1回です。

ちゃくま

練習回数はちょっと少な目だね

実際に使ってみた!

迷うことなく練習を進められる!

ダイソーの美文字練習帳の各ページ構成は非常にシンプルです。

練習するところはお手本と練習用の枠が分かりやすいように区切られており、誰がみても「あ、この字をお手本見ながら書けばいいんだな」と理解できます

また、ダイソーの美文字練習帳を開くと1ページ目に「本書の特徴と使い方」が書いてあります。

ここを読めば、

  • 各ページがどのような構成になっているか
  • どのように進めていけばいいか
  • 何に気を付けて練習すればいいか

これらが理解できるようになっています。

ちゃくま

最初から順番に読み進めていけば初心者でも迷うことないね!

お手本は誰でもはっきり読めるような実用的な書風

実は美文字の理想形は一つではありません。

流派などによってお手本となる字の形は違っていて、その字の雰囲気・書きぶりのことを「書風」といいます。

例えば

  • 書道教室で習う字:伝統的で格式高い
  • 小学校で習う字:誰でも読み易い実用的な書風

このようなイメージです。

では改めてダイソーの美文字練習帳を見てみると、小学校で先生が黒板に書いていたような字に近いです。

誰が見ても読みやすく、万人からキレイと言われるような実用的な書風ですね。

ちゃくま

普段から見慣れている字の形だから、お手本の形も覚えやすいね!

練習回数は少な目なので、これだけで美文字になれるかというと△

ダイソーの美文字練習帳では、それぞれの練習課題に対して多くて6回、少ないと2回(なぞり書きを入れて)です。

例えば、ペン字通信講座の大手のユーキャンやがくぶんの講座では、だいたいそれの3~4倍の練習をします。

練習回数が全てではありませんが、正しい字の形を手に覚えさせるにはある程度の反復練習は必要ではないでしょうか。

ちゃくま

せっかく練習しても、身に付く前に忘れたらもったいないよね

ダイソーのペン字練習帳をおすすめできる人・できない人

「練習帳の中身は分かった!」
「でも、この練習帳自分に合ってるのかな?」

ペン字練習帳が自分に合っているのか・合っていないのか、判断が難しいですよね。

そこでここからは、ダイソーのペン字練習帳はどんな人にオススメなのかを解説していきます。

おすすめできる:ペン字がどんなものかお試ししたい人

ダイソーの美文字練習帳のメリットは、なんといっても100円で買えることです。

100円であれば取り組んでみた結果、

「なんか思ってたのとちょっと違うな、、」

もしこうなったとしても、大きな金銭的ダメージを追うことはありません。

特にペン字未経験者にとって、字の練習が楽しいのかストレスになるのかもやってみないと分かりません

ダイソーの美文字練習帳は、ペン字がどんなものなのかをちょこっと体験するにはうってつけの商品です。

ちゃくま

まずはダイソーの練習帳で初めて、もっと本格的に学習したくなくなったら通信講座に移行するのもあり!

おすすめできない:効率的にしっかり字を学びたい人

ダイソーの美文字練習帳のデメリットは以下です。

  • 本格学習にはボリュームが少ない
  • プロの添削・指導が受けられない
  • 行書が習えない

僕も最初に見たときは100円とは思えない内容に驚きましたが、本格的な学習をするにはそれでも不十分です。

ちゃくま

練習帳での学習だけではどうしても越えられない壁があるよね。。

自分の字のクセは長年積み重ねられたきたものです。僕自身もペン字を学習しまだ日が浅いですが、クセの矯正には思った以上に時間がかかります。

「しっかり腰を据えてペン字を学びたい!」
「ペン字の実力をつけたい!」

そのような決心がある人は、あえてダイソーの美文字練習帳をやる意味はありません。最初から通信講座や習字教室に通うことをおすすめします。

通信講座や習字教室であれば、プロの講師や高クオリティの学習カリキュラムが揃っています。あえてダイソーの練習帳に取り組むという回り道をするメリットはありません。

効率的にしっかり字を学びたい人はどうすべき?

しっかり上達するには「プロの講師の添削、指導」がポイント

何かを学習しようとしたとき、どのようにすると効率よく上達できるのでしょうか?

アメリカの教育理論家のデービット・コルブは学習モデルのプロセスとして、以下4ステップを提唱しました。

コルブの経験学習モデル
  • 具体的経験 …実際にやってみる
  • 省察的観察 …振り返り/気づきを得る
  • 抽象的概念化 …正解と結びつける
  • 能動的実験 …新たな行動に活かす

これを何度も繰り返す!

ペン字でいうと、

「まず字を書いてみて」
「書いた字を振り返って」
「お手本と比較して」
「その結果を次に書くときに活かす」

という学習プロセスになります。

ちゃくま

なんとなく「確かにそうだな」と納得できるプロセスだね!

ここでポイントなのは、

省察的観察 …振り返り/気づきを得る
抽象的概念化 …正解と結びつける

この2つは客観的な目が必要なので初心者が自分でやるのは少し難しく、非効率ということです。

「書いた字のどこが良くないのか」「どこがお手本と違うのか」は、プロであるペン字講師を頼るのが間違いもなく、効率的です。

ペン字教室より通信講座の方が、料金・続けやすさ・タイパ良し!

「講師の添削・指導が重要なのはわかった」
「でも具体的にはどうすればいいの?」

ペン字でプロの講師にみてもらうには大きく分けて「通信講座を受講する」「ペン字教室に通う」の2つの方法があります。

いずれもプロの講師の指導・添削を受けることができ、ペン字練習帳で自学自習する場合よりも高いレベルまで効率的に上達することができます。

スクロールできます
通信講座ペン字教室
学習頻度毎日可能週1回程度
到達レベル高い高い
価格1,000~7500円/月5,000~15,000円/月

通信講座は郵送された教材で学習し、定期的に課題を提出します。提出した課題は講師により添削されて返却されます。

ペン字教室では、教室に実際に足を運ぶことで講師と距離が近く密なコミュニケーションができる点がメリットです。

ペン字教室の頻度はだいたい週1回程度です。上達のためには毎日コツコツ継続することが重要で、この点は毎日学習する通信講座の方がオススメです。

更には一月当たりの費用では通信講座の方が安価であり、更にはペン字教室のように通学する必要もありません。

ちゃくま

人にもよるけど、トータルでは通信講座の方がオススメの場合が多そうだね!

初心者なら、ユーキャン「実用・ボールペン字講座」orがくぶんの「日ペンのボールペン習字講座」がオススメ!

「通信講座って初めてでも大丈夫なの?」
「どの講座を選べばいいか分からない。。」

ペン字の通信講座はさまざまなものがあり、自分に最適なものを選ぶのはなかなか大変です。

僕自身も全くの未経験からペン字の通信講座を始めましたが、始める前の1か月はどの講座が良いか情報収集にかなりの時間をかけていました。

個人的には、初心者にはユーキャンの「実用ボールペン字講座」か、がくぶんの「日ペンのボールペン習字講座」がオススメです。

この2講座はペン字講座の最大手で、歴史と実績がある講座です。超初心者でも確実に上達できるカリキュラムでとても人気です。

ちゃくま

僕は最初はユーキャン、その次にがくぶんで学習しているよ!

より詳細は下の記事に丁寧にまとめてあります。

ユーキャン・がくぶんの資料請求は無料!

ユーキャンとがくぶんは両方とも無料で簡単に資料請求できます

無理な勧誘もないので、まずは資料を取り寄せて検討してみてはいかがでしょうか?

ちゃくま

僕もやってみたけど、申し込みから3日程度で届くよ!

まとめ:ダイソーの美文字練習帳は100円とは思えない完成度!ただしっかり上達を目指すなら、最初から通信講座がオススメ!

この記事のまとめ

・ダイソーの美文字練習帳は100円とは思えない高クオリティ

・ペン字がどんなものかお試ししたい人にはオススメ

・一方、しっかり実力を付けたい人はユーキャンやがくぶんの通信講座の方がよい

ダイソーにペン字の練習帳があること自体は知ってはいましたが、「100円の練習帳なんでたかがしれてるでしょ」と今まで見向きもしませんでした。

しかし今回レビューをしてみて、ダイソーの底力に驚きました。100均、侮るなかれですね!

ペン字にちょっとでも興味ある方、どの教材で学んだらいいか迷われている方、この記事がそんな方に少しでも参考になれば嬉しいです。

僕もユーキャンに引き続き、がくぶんの講座を毎日頑張って行こうと思います!

ちゃくま

通信講座に興味もったら、無料の資料請求してみてね!

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