【体験談満載!】パイロットペン習字通信講座をどこより詳しく徹底解説

美文字を目指してボールペン字の講座を探すと、ユーキャン、日ペン、四谷学院とたくさんありますよね。中でもコスパが良いと評判なのがパイロットのペン習字通信講座です。

とはいえ、実際にどんな講座なのか詳しく知っている人は少なく、

「パイロットのペン習字を受けようと思うけど、効果あるのかな?」
「口コミや講座の詳しい内容を知りたい!」

など、気になりますよね。

本記事では講座の魅力から具体的な学習内容、受講者の声、そして他社講座との比較まで、パイロットのペン習字通信講座についてどこよりも詳しく徹底解説します

ちゃくま

僕自身2025年6月からパイロットペン習字通信講座を受講してるので、受講者目線でいろいろ紹介するよ!

目次

パイロットペン習字通信講座とは?

講座の概要

パイロットペン習字通信講座の提供元は、万年筆や消えるボールペン「フリクション」などで有名な筆記用具のメーカーであるパイロットコーポレーションです。

パイロットの手書き文化に対する文化支援事業として、50年以上にわたって運営しているので、他の講座に比べて比較的低価格で受講できるのがメリットです。

テキストでの学習の他、毎月課題を提出することで講師からの添削を受けられます。また独自の段級位システムにて昇級・昇段をすることもでき、モチベーション高く学習を継続できます。

ちゃくま

1回申し込むと1年間、計12回の添削を受けられるよ。

講座の基本情報

スクロールできます
パイロットペン習字通信講座
講座提供株式会社  パイロットコーポレーション
受講費用一括:税込17,600円
一日の学習目安時間(記載なし)
学習期間目安12か月
添削回数12回
目指せる資格硬筆書写技能検定
学習内容かな、漢字、タテ書き・ヨコ書き、楷書・行書・草書、ビジネス文書、私信
ちゃくま

他の通信講座と比べて、12か月の学習期間はやや長めだね。じっくりと腰を据えて学習するのにピッタリ!

学習内容はかなや漢字の他に、ビジネス文章や私信など幅広く学べます。

カリキュラムや取り組む課題は

  • 初級:新入会した人、パイロット級10~6級
  • 中級:パイロット級位5~1級、または硬筆書写検定3級以上
  • 上級:パイロット級位初段以上、または硬筆書写検定2級以上

で3つに大きく分けられています。初級は楷書の課題、中級は行書、上級は楷書・行書・草書の3体ともを学習します。

【教材】専門的な内容も盛り込まれた本格派

「毎日の学習は具体的にどんなことをすればいいの?」
「テキストの内容が気になる!」

特にペン字初心者にとっては、気になりますよね。自分が講座を続けていけるかをイメージするためにも、テキスト・教材の内容は一番に知りたいところです。

ちゃくま

パイロットペン習字通信講座のテキスト・教材について詳しく見ていくよ!

メインテキスト:学習ガイド+参考テキスト5冊

パイロットペン習字通信講座 テキスト

・学習ガイド(添削課題手本集)
・かな編
・漢字編
・タテ書き編
・ヨコ書き編
・実用編

パイロットペン習字通信講座のテキストは、全部で6冊です。

最初に見るべきは「学習ガイド(添削課題手本集)」です。前半のページで受講にあたっての心構えや、パイロットペン習字通信講座の特徴、受講の進め方について解説が、後半は添削を受けるときの課題が収録されています。

ちゃくま

学習に迷ったらまずは学習ガイドを見るのがよいね!

他の5冊は、かな・漢字・タテ書き・ヨコ書き・実用編のそれぞれに特化したテキストとなっています。

例えば「かな編」は全部で63ページありますが、

  • P2:ひらがなの二つの書きぶり
  • P4:ひらがなは漢字が変化したもの
  • P6:ひらがなの形には二つの考え方がある
  • P8:これから学習するのは伝統的なひらがな
  • P10:標準的なひらがなのお手本
  • P12:ひらがなで短文を書いてみましょう
  • P20:ひらがなで和歌を書いてみましょう、等々

このような内容です。単にお手本となる字が収録されているだけではなく、かなの成り立ちや種類、考え方など、本格的な内容を含んでいます。

他の通信講座の多くはテキスト自体になぞり書きをして練習するスタイルですが、パイロットでは違います。パイロットのテキストはなぞり書きなどをするためのものではなく、見て知識をつける参考書のような位置づけです。

ちゃくま

正直、初心者にとっては少しとっつきづらいかもね

副教材:月1発行の「わかくさ通信」が学習のペースメーカー

パイロットペン習字通信講座 副教材

・わかくさ通信
・課題清書用用紙
・会員証
・採点表(課題提出時に同封する必要あり)
・デスクペン

パイロットペン習字通信講座を申し込むと、テキスト類と一緒に上記全ての副教材が届きます。この中で特に学習の中で役立つのは毎月1日に発行される「わかくさ通信」です。

わかくさ通信

「機関紙って何が書いてあるの?」
「学習にどう役立つか分からない」

そんな疑問を持ちますよね。でも、このわかくさ通信は学習の助けになるだけではなく、モチベーションもアップしてくれる優れものなんです。

具体的なコンテンツは

わかくさ通信の主なコンテンツ
  • 課題告知:今月の課題発表
  • 添削教室:課題のポイントを詳しく説明
  • 優秀作品:級位認定課題の優秀作品掲載
  • 級位認定者一覧:級位認定の結果発表
  • 昇級昇段のチェックポイント:間違いが多い事例や上達のポイントを指摘

このようなものです。

添削課題と級位認定課題はわかくさ通信上で告知されるので、これを確認するのが毎月最初にやることですね。

ちゃくま

課題を見ると「今月この字か!苦手だからちゃんと練習しないとな~」とやる気が出ます!

また、以前に提出した級位認定の結果もわかくさ通信上で行われます。

昇級した人全員の氏名が公表されるので、自分の名前があるかドキドキ。。さらには優秀作品になると自分の字が掲載されたりします。

ちゃくま

一度でいいから優秀作品として掲載されたい!学習継続のモチベーションになるね。

学習方法:決まったカリキュラムはなく、学習の自由度が高い

パイロットペン習字通信講座における、基本的な学習のサイクルは以下です。

  • わかくさ通信に掲載の課題文を確認(月初)
  • その課題文の練習
  • 清書用紙に課題文を書いて提出(月末締切り)

課題文の練習については、わかくさ通信に「〇〇テキストの△△ページを参照」等と書かれていることがあります。

また、級位認定課題にはお手本がないので、ひらがな・カナカナであれば「かな編」、漢字は「漢字編」を参考に練習を進めます。

一方で、それ以外には特に学習に関するカリキュラムや進め方の決まりはありません。

ちゃくま

ちょっと初心者には進めづらいかもしれないね。

5冊あるテキストについても、いつどんなペースで取り組めばいいのか説明がありません。

とりあえず僕は最初の一カ月、基本となる「かな編」と「漢字編」を読み進めました。テキストのページも初級・中級・上級で分かれているので、初級だけなら思ったほど時間はかかりません。

ちゃくま

テキストに書き込む箇所は少ないので、別途練習用のノートとかを用意するのがよさそう。

添削指導】添削回数は毎月の計12回、月末締め切り

パイロットペン習字通信講座の最大の強みの一つが、充実した添削指導です。

提出された課題は、経験豊富な専門の講師陣が一人ひとり丁寧に添削し、具体的な改善点や、より美しく書くためのアドバイスを細かく書き込んで返却してくれます。

通信講座添削回数
ユーキャン
「実用ボールペン字講座」
6回
がくぶん
「日ペンのボールペン習字講座」
12回
四谷学院
「ボールペン字講座」
18回
ヒューマンアカデミー
「新・実用ボールペン字講座」
12回
パイロット
「パイロットペン習字通信講座」
12回

添削の回数は各社様々ですが、12回の添削は回数としては標準的です。添削課題は、カリキュラムの進捗に合わせて多様な内容が用意されています。

添削では、単に「ここは直しましょう」と指摘するだけでなく、「ここをもっと長くするとバランスが良い」「この部分をもう少し丸くすると柔らかい印象になる」など、具体的な指示と理由が示されます。また、良い点も具体的に褒めてくれるため、学習のモチベーション維持にもつながります。

その他、添削についてのポイントは以下です。

  • 添削をする講師は毎回異なり、色々な講師のフィードバックを受けられる
  • お手本は4種類の中から自分の好きなものを選べる
ちゃくま

お手本は書風の異なる4種類が用意されているよ!自分の気に入ったものを選ぼう

点数:添削課題の出来によって100点満点中何点か分かる

パイロットの講座の醍醐味は、課題提出の中で点数付けがされることです。点数は100点満点で、だいたい60点から95点の間であることが多いです。

「よい点をとったら、もっと上を目指したくなる!」
「家族や友人に点数を自慢したい!」

こんな風なモチベーションの上がり方、経験ありますよね。このモチベーションを使えば日々の練習にも気合いが入り、挫折することなく講座を修了できるはずです。

ちゃくま

SNSやブログでもこの点数がモチベーションになっているという声をよく聞くよ!

級位認定:添削課題とは別に級位認定課題もあり、出来によって昇級できる

パイロットでは10級から七段の独自の級位認定制度があります。

月1回の課題提出の際、添削を受ける課題とは別に級位認定を受けるための課題も書きます。この課題の出来がよければ、現在の段級から1つ上に昇級することができます。

もとはがくぶんの「日ペンのボールペン習字講座」でも同様の級位認定がありましたが現在は行われておらず、主要なペン字講座の中ではパイロットのみの制度です。

ちゃくま

体験してみて分かるけど、これはめちゃくちゃモチベーションになるね!

ちなみに、添削課題も級位課題も提出用の用紙は1枚のみで書き直しは基本できません。

【料金・費用】12か月の受講料は税込み17,600円

ペン字講座で最も気になるポイントの一つが料金ですよね。まず、日ペンのボールペン習字講座についての基本的な料金の情報は以下となります。

受講金額17,600円(税込)
分割払い対応しておらず
支払い方法郵便局からの振り込みのみ

他講座と比較してもかなりリーズナブル!

パイロットペン習字通信講座は、ボールペン字の通信講座にはユーキャンやがくぶんなどと比べてもかなり割安です。

講座提供税込価格
パイロット17,600円
ユーキャン29,000円
四谷学院29,000円
がくぶん29,800円
ヒューマンアカデミー36,300円

だいたい他講座の6割程度の価格に抑えられています。

この低価格の理由は、パイロットのホームページによると「パイロットの手書き文化に対する文化支援事業として、50年以上にわたって運営しているため」と説明されています。

継続入会・家族入会は割引あり

パイロットペン習字通信講座は、12か月の学習期間が修了した後も、引き続き1年単位で学習を継続することができます。この場合は継続入会という扱いになり、税込12,100円と割安になります。

ちゃくま

長期的にペン字の学習を続けたい人にとっては嬉しい制度だね!

また、既に会員となっている家族が入会する場合にも税込12,100円で入会することができます。

教材到着後も8日以内なら返品可

「教材届いたけど思っていたのと違う、、」
「やっぱり解約したい!」

こんなときも安心!パイロットペン習字通信講座はクーリングオフ制度に基づき、教材が届いてから8日以内なら返品が可能です。

ちゃくま

返品ができるのは安心だね!ただ8日は意外と短いので注意

パイロットの良い点(他社と比べて)

「パイロットの特徴は分かったけど、他社の講座とどっちがいいの?」
「他社講座との比較が知りたい」

同じようにボールペン字講座を提供している他社との比較も気になりますよね。パイロットペン習字通信講座が長年多くの受講生に選ばれ続けているのは、他の講座にはない明確なメリットがあるからです。ここでは、パイロットの主要なメリットを詳しく見ていきましょう。

万年筆を使って学習するカリキュラム!

パイロットペン習字通信講座の大きな特徴の1つは、学習にあたって推奨されている筆記用具が万年筆である点です。

僕も万年筆が大好きなので、ペン字では是非とも万年筆を使いたいと思っていろいろな通信講座を調べました。調べた限り、パイロット以外の全ての通信講座では万年筆を使うことも場合によっては可能ではありますが、推奨されている筆記具はボールペンです。

ユーキャン
がくぶんなど
パイロット
ボールペン推奨使用不可
万年筆使用可推奨

万年筆が推奨されているパイロットでは、テキストや添削も万年筆を前提とした内容になっています。そのため、万年筆の特徴である柔らかいペン使いを効率的に学ぶことができます

実際、SNSなどを見ていても「万年筆で字を学びたいからパイロットを選んだ」という人も少なくはないようです。

ちゃくま

筆記具によって書き味や扱い方は微妙に違うから、自分の使うペンを上達できる講座を選びたいよね!

級位認定により学習のモチベーションを維持できる

字の上達のためには自分の字をプロに見てもらい、クセや悪いところを指摘してもらうのがとても効率的です。しかし、

「ペン字はモチベーションが続くか不安。。」
「添削課題に本気で取り組めない。。」

こんな悩みを持つ人は意外に多いのではないでしょうか。

パイロットペン習字通信講座なら、添削課題とは別に級位認定課題があり、課題の出来によって級位が認定されます。そのため、

「高い段級まで取って自慢したい!」
「毎月昇級できるかチャレンジするのがドキドキする!」

こんなモチベーションが湧いてきます。

たかが段級でしょ、、と思いがちですが侮るなかれ。ユーキャン、がくぶん、パイロットの3つの添削課題に取り組みましたが、やっぱりパイロットの段級認定の課題を一番練習しました。そして緊張もしました。

ちゃくま

「〇〇段」とか取れたらカッコいいもんね!憧れるな

他の講座に比べて安い!

ペン字の通信講座はある程度のまとまったお金が必要なため、やはり金額は気になるところですよね。

上でも既に詳しく解説した通り、パイロットペン習字通信講座の価格は1年の学習期間で税込17,600円です。この低価格はパイロットペン習字通信講座のメリットとして外せません。

パイロットの惜しい点(他社と比べて)

パイロットペン習字通信講座には多くのメリットがある一方で、受講を検討する際に知っておきたいデメリットや、惜しい点も存在します。これらを理解しておくことで、期待値とのギャップを埋め、より後悔のない選択ができます。

初心者にはハードルの高いややクセの強いテキスト

ユーキャンやがくぶんなど多くのペン字通信講座のテキストは、前から順番に読み進めていけば誰でもスムーズに学習を進められるような工夫がされています。例えば、

・「〇日目はこのページ」のように、何日目はどこをやればいいか明確
・まずは簡単なひらがなからはじまり、カタカナ、漢字、行書と進む
・テキストに直接書き込んで練習できる

このようなものです。

しかし、パイロットペン習字通信講座のテキストには上記のような特徴はありません

パイロットペン習字通信講座のテキストは、練習帳というよりも参考書という位置づけです。テキストを参考にしながら、自分でその月の課題の字の練習をする学習スタイルになります。

そのため、学習のしかたもあまり分かっていないような初心者にとってはハードルが高く、申し込んだはいいものの何をどう練習すればいいのか戸惑ってしまう可能性があります。

ちゃくま

実際、僕も戸惑ってしまいました。。

一日ごとに「ここまでやればいい」という学習目標の立てにくいので、人によってはペン字学習を習慣化するのに苦労してしまう気もします。

ちゃくま

初心者にやさしい講座としては、ユーキャンとがくぶんがオススメだよ!

パイロットペン習字通信講座の評価、口コミ

実際にパイロットペン習字通信講座を受講した人たちの生の声は、講座選びにおいて非常に参考になります。良い点も悪い点も理解することで、自分に合った講座かどうかを見極めることができるでしょう。

よい口コミ:学ぶのが楽しい!字がうまくなった!

ちゃくま

悪い口コミは数えるほどしかなく、良い口コミの方が圧倒的に多かったよ!

まとめ:デジタル時代の今だからこそ、美文字を書くことを楽しもう!

今の時代、字を書くことはめっきりすくなくなってきましたよね。1週間字を書かない、、なんてこともざらです。

しかし、だからこそ美しい字を書けるようになることにはとても大きな意味があります。

お気に入りの筆記具を持って、心を落ち着け、目の前のお手本をじっと見つめて静かに手を動かす。。。

ペン字を始めてから、この数十分が一日の中でとても贅沢でリラックスする時間となりました。今までのコンプレックスを少しずつ自分の強みに変えていく、とても大切な時間です。

そんな時間を過ごすのに、パイロットペン習字通信講座はとても良い選択肢です。単に「字が上手になる」という結果だけではなく、その道のりもとても楽しいですよ!

是非一緒にペン字を楽しみながら頑張りましょう!

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