初参加でも超楽しめた、文具イベントの魅力解説(第8回文具マーケット)

「万年筆や文房具が好きだけど、イベントに行ったことはない」
「行って楽しめるかちょっと不安。。」

そんな私が、2025年5月に開催された「第8回文具マーケット」に初めて参加してきました!

もともと僕は、文房具に限らずあまりイベントに参加した経験がないイベント初心者でした。しかし行ってみたら予想以上の楽しさと出会いがたくさんあり、気づけば夢中で会場を回っていました。

この記事では僕のようにイベントに参加したことない方に向けて、初めてでも安心して楽しめるポイントや僕が実際に体験したイベントの魅力を、リアルな目線でたっぷりご紹介します!

この記事を読むと分かること
・文具マーケットとはどんなイベント?
・当日の雰囲気、どんなものが売られてて、どんな交流ができるか
・初心者がイベントを思いっきり満喫するために、事前&当日にしておくべきこと

ちゃくま

文具好きの人がこれだけ一堂に集まるってすごいよね!初めての参加でドキドキ。。

目次

イベントの概要:第8回文具マーケット

ちゃくま

入る前に会場!入口はこの写真の右側なんだけど、正面からの写真撮り忘れた。。

日程・会場:2025年5月18日に大田区産業プラザPiO(蒲田)にて開催

イベント名文具マーケット(第8回)
催日2025年5月18日(日)
11時00分~16時30分
会場大田区産業プラザPiO大展示ホール
(〒144-0035 東京都大田区南蒲田1丁目20-20)
主催スモール出版
きだてたく(ブングジャム)
運営事務局文具マーケット運営事務局
株式会社スモールライト(スモール出版)

>>公式サイトはこちら

イベントの特徴、規模、出展者数

今回のイベントの特徴について、文具マーケットの公式HPには以下のように説明されています。

「文具マーケット」は、文房具好きの個人・団体・企業・店舗が集まり、オリジナル文具・グッズ・同人誌の販売、中古文房具のガレージセール、ワークショップなどを行う文房具系フリーマーケット的即売会です。

文房具にまつわるものであれば、販売や展示など何でもOK。しかも個人・企業・プロ・アマは問いません。

これに対して、文具に関するイベントとしては他に文具女子博東京インターナショナルペンショーなどがあります。これらのイベントはメーカーや有名店舗が多く出典し、3日間くらいの複数の日にわたって開催されます。

まとめると、

スクロールできます
第8回文具マーケット
(今回参加)
文具女子博、
インターナショナルペンショー
日程1日3~4日間
来場者数1000人くらい?数万人
出展者数199100~200くらい
出展者プロアマ問わず主にプロ

こんな感じです。

一番の違いは、文具マーケットの出展者は「プロアマ問わず」であることです。

実際に今回のブースを回ってお話を聞いてみても、個人事業主だったり趣味の延長線という方も多く、いわゆるプロとして出店しているブースの方が少ないイメージです。

しかしプロではないといってクオリティが低いということは決してなく、どれもお店に普通に並んでいて全く不思議ではない作品ばかりです。

どれも魅力的でアイデアにあふれていて、4時ギリギリまで時間を忘れて歩き回りました。

ちゃくま

見たことのない手作りの文具を探しているなら、文具マーケットがぴったりだね!

他にも、公式HPに説明されている文具マーケットの特徴は以下です。

  • 「文房具にまつわるものなら何でも販売がOK」なので、思わぬ掘り出し物が見つかる
  • 一般流通に出回らない、個人制作の文房具や文房具の同人誌など、珍しいものが集まる
  • 個人で集めた文房具コレクションの余剰品など、中古文房具の販売も多数
  • 個人、団体、企業が並列で混在。何が起こるかは未知数。店舗のオーナーや企業の代表が個人的に出展というパターンも
  • 「戦利品撮影コーナー」を設置。手に入れたレア文具をその場で発信
  • 「チラシ配布スペース」を設置。文房具にまつわるものなら出展者さんだけでなく、お客さんも許諾なしで設置OK!

当日のレポート:商品購入した3つの出展者さん紹介

ここからは、第8回文具マーケットに参加した様子のレポートです。まずは、訪問したブースの中で3つの出展者さんをご紹介し、購入した商品も紹介します。

アーニトルさん:思わず足を止めてしまう、両手を上げたカラフルな海の生き物たち!

初めてのイベントで少し緊張しながら回っていたところ、カニや貝をモチーフにしたペン置きが所狭しと並んでいるブースを発見。足を止めずにはいられませんでした。

アーニトルさんでは、ペン立てやスマホスタンドを販売していました。どのアイテムもとても表情豊かで、見ているだけでほっこり。

透明感のある素材で作られており、光を受けてキラキラと輝く様子がとてもきれいでした。実際にペンを置いてみると、しっかりとホールドしてくれて実用性も抜群

中にはスマホスタンドになっている大きめのカニもあり、遊び心満点です。

ちょっとした文房具が、こんなにも楽しい気分にさせてくれるとは思ってもいませんでした。机の上の小さな相棒として、これから大活躍してくれそうです。

ちゃくま

今回購入したのはこちらのペンスタンド!使わずにはいられないかわいさです。

ぺんぎん堂さん:万年筆好きに刺さる、実用性と楽しさを兼ね備えた商品がずらり!

次に立ち寄ったのは、ぺんぎん堂さんです。ペンギンが万年筆のペン先をかぶったかわいいマスコットが目印の楽しいブースでした。

インクで縫って遊べるインクカードや、可愛いメモ帳、実用的なペンウェイトなど、文房具好きにはたまらないラインナップです。

僕は書いた文字の太さを測ることができる金属製のカードを購入しました。黒地にシンプルなデザインで、使うのが楽しみです。

デザインも遊び心にあふれていて、使っていて気分が上がります。実用性と楽しさを兼ね備えた商品が揃っていて、思わず長居してしまう素敵なブースでした。

ちゃくま

シックでかっこいい!字幅を測るってなかなかできなかったので、今後重宝しそう。

くらふと宮野さん:木目が美しい、木を素材としたやわらかな印象の文房具!

クラフト宮野さんのブースは、ひと目で「ここは違う」と感じさせる存在感がありました。ひとつひとつ木目も色合いも異なり、まさに一点物の工芸品です。

実際に手に取ってみると、想像以上にしっくりと手になじみ、金属製のカッターにはない、柔らかで優しい手触りが心地よいです。

どれを購入するか結構迷いましたが、小さいかわいいカッターに決めました。カッターの刃の交換方法も丁寧に教えてくださいました!

ちゃくま

長く丁寧に使っていきたいと思える素敵な商品ばかりだったよ!

催し物も盛りだくさん

じゃんけん大会の開始直前の様子!

第8回文具マーケットではブース出展の他にも、来場者が自由に参加できる催し物も企画されていました。

じゃんけん大会(14:00~)

会場に着いてブースを一回りしたところで、一つ目の催し物のじゃんけん大会が始まりました。以下、公式HPより引用した説明です。

司会のアナウンスを元に、お客様、出展者様含め、希望者全員でおこなう大規模なじゃんけん大会です。景品がなくなるまでジャンケンを続け、勝者にプレゼントをお渡しします。
予約不要・参加料無料です。

ちゃくま

予約はいらなかったので、みんなで参加してきたよ!

司会の方の掛け声に合わせて、前にいるスタッフの方と勝負して、買った人だけが残ります。あいこ・負けはその場を去る、、という形式です。

勝ち残った上位3人までには、出展者の方々からご厚意で提供されたグッズがプレゼント!ということで3人で気合をいれて参加しました。結果は全員2回目で敗退、、ただめちゃくちゃ盛り上がりました!

ちゃくま

参加するだけでもすごく楽しかったね!

みにくま

優勝した人がもらったプレゼントの量、すごかったー

プレゼント交換会(12:30〜、13:30〜、14:30〜、15:30〜)

2つ目のイベントはプレゼント交換会。以下、公式HPより引用した説明です。

みんなでプレゼントを持ち寄って、輪になり音楽に合わせて回す「プレゼント交換会」イベントを行います(子供の頃にクリスマス会などでやったアレです)。 参加希望の方は、あらかじめ1000円相当の文房具プレゼントを袋に入れて当日持参ください(当日会場で調達するのもありです)。 参加料は300円(※小学生以下無料)。 受付にて開催時間を書いた紙と袋をお渡ししますので、時間になったらゲームスタートです。

プレゼント交換会があるのを知ったのは会場に着いてからでした。その場で商品を買って参加しようかな、、とも家族で話をしていたのですが予想以上に時間がとれず参加はかないませんでした。

ちゃくま

次回イベントに参加するときは事前にどんな催し物があるかチェックして、必要なら事前準備しないとね!

イベント参加前の自分に伝えたい!初心者向け役立ち情報

準備編:下調べが超重要!

イベントの公式HPでは、出展者さんの情報が事前に確認できる。事前に「こんなもの販売しますー」と告知してくれている出展者さんもいるので、欲しいものがないか確認するのがオススメです。

人気のあるものは早めに売り切れてしまいます。「これは絶対欲しい!」というものがあるなら、会場に着いたらまずそのブースに向かいましょう。

なお、イベントによっては先行入場が可能な場合もあります。今回の文具マーケットも、

  • 通常のチケット(通常価格):12時から入場可
  • 先行入場チケット(通常価格より少し高め):11時から入場可

こんな感じで1時間早く入場できるチケットがありました。

ちゃくま

今回は13時くらいに会場に着いたけど、もう売り切れている商品もあったよ。残念、、

次に参加するときはもうちょっと下調べして、欲しいものを事前に考えておこうと思います。

他にも、個人的に前日までの準備で「これはしていた方がいい!」というもののまとめです。初めて参加する方の参考になれば嬉しいです。

お気に入りの筆記具あれば持っていく
・万年筆談議ができる。調整士さんがいれば調整してもらえる
持参品が必要な催し物あるかのチェック
・プレゼント交換会など。あらかじめ用意しておくと当日参加できる
食事やおやつの準備
・回っているとお腹すきます。近くのお店を調べておくのもGood!
小物入れやクリアファイルの準備
・小さい/薄い商品を購入したとき、持ち帰りに重宝
予算を決めておく
・テンション上がってつい衝動買いしがちなので、、

当日編:マナーを守って、積極的に他の人と交流しよう!

「どんな人が来てるんだろう。。」
「万年筆についていろいろ話したいけど、そんな機会あるかな。。」

会場に着くまではこんなことを考えて、ちょっとだけ不安になっていました。

しかし実際に会場に入って回ってみると、各ブースで楽しそうに会話をしている人たちがとても多いことに気づきました。みんなが笑顔で、あちこちから笑い声が聞こえてきます。

ふらふらと歩いていてふと万年筆の調整士さんのブースに立ち寄ると、スタッフの方が声をかけてくれました。

ちゃくま

調整の種類や調整技術はどうやって学ぶのかなど、これまで気になっていたことを聞いたら丁寧に教えてくれたよ!

その後もいろんなブースで出展者の方とお話をさせていただきました。来る前の抱いていた不安は全くなくなり、めちゃくちゃ楽しかったです!

一日を終えて、いろんな商品を買えて嬉しかったですが、それよりも共通の文房具という趣味を持ついろんな人と交流できたことがなによりも楽しかったです

ちゃくま

今回感じた、当日楽しむためのヒントをまとめまたよ!

出展者との交流を楽しむ
・直接話を聞けるチャンス。制作秘話など聞いてみよう
会場内は写真撮影NGのブースもある
・撮影可否はブースごとに異なるかも。必ず確認してから撮影
気になる商品は即購入がおすすめ
・「あとで買おう」は売り切れのリスク大
体験コーナーやワークショップに参加
・実際に使ってみることで文具の魅力をより深く体感できる
SNS投稿でリアルタイム情報を得る
・最新情報やプレゼント企画をチェック

気になる2025年の主要文具系イベント(関東開催)4選

文具マーケットに参加してみて、イベントの魅力や楽しみを存分に味わうことができました。

また近いうちに別のイベントにも参加したいと思い、2025年に関東で開催予定の主要イベントをまとめました。

ちゃくま

関東以外でもイベントはあるので、気になったら是非調べてみてね!

文具女子博トーキョー:2025年6月26日(木)~29(日

会場:有明GYM-EX
入場券:26・27日は950円、28・29日は1,050円
主催: 文具女子博実行委員会

公式HP紹介文:
文具女子博は“文具好きが最高に楽しめるイベント!”を合言葉に、2017年12月にスタート!累計で約60万人ものお客様にご来場いただいております。まさに日本最大級の文具の即売イベントです。

その場で見て、触れて、購入できるのはもちろん、メーカーの人たちと直接会話を楽しみながらお買い物をお楽しみいただけるのが大きな特徴です。

購入できる商品数は5万点以上!!まさに文具好きには夢のような空間です。
お客様は普段から文具を使っている方たちが中心ですが、お子様から主婦、ビジネスマンまで、まさに老若男女が一堂に会します!

>>公式HPはこちら

趣味の文具祭 2025年7月19日(土)、20(日

会場:浅草橋ヒューリックホール&ヒューリック カンファレンス
入場券:19日前売りは1,980円、20日前売りは1,430円、当日は1,750円
主催: 趣味の文具祭実行委員会

公式HP紹介文:
日本で唯一の文房具の定期雑誌「趣味の文具箱(通称、趣味文)」が開催する文房具のお祭りです。専門誌ならではの企画で、文房具の楽しさ、趣味の奥深さを追求します。

>>公式HPはこちら

第9回文具マーケット:2025年9月13日(土)

会場:東京流通センター
入場券:11時入場券2,000円、12時入場券1,000円、当日券1,200円
主催:スモール出版、きだてたく(ブングジャム)

公式HP紹介文:
「文具マーケット」は、文房具好きの個人・団体・企業・店舗が集まり、オリジナル文具・グッズ・同人誌の販売、中古文房具のガレージセール、ワークショップなどを行う文房具系フリーマーケット的即売会です。

文房具にまつわるものであれば、販売や展示など何でもOK。しかも個人・企業・プロ・アマは問いません。

>>公式HPはこちら

東京インターナショナルペンショー:2025年11月1日(土)~3日(祝)

会場:東京都立産業貿易センター浜松町館
入場券:2025年9月ごろから発売
主催:東京インターナショナルペンショー実行委員会

公式HP紹介文:
パソコンやスマートフォン等で文字は 打てても、 実際に書くとなると文字を思い出せないという事ありませんか?デジタル化が進む中「かく」機会がめっきり減っています。

このイベントでは、大人だけではなく、 成⻑していく子供たちにも、 デジタルとは違う「かく」という時間を楽しんでもらう事を大きな目的としています。

様々な 「筆記具」による手書きを体験しながら、 かく「紙」や「色(インク)」にも様々な種類がある事を知り、 普段の暮らしの中で経験できない発見や驚きを体験してもらいたいと考えます。

>>公式HPはこちら

まとめ:思っていたより何倍も楽しい!文具好き同士で積極的に交流しよう!

・文具マーケットはプロアマ問わず文具好きが集まるイベント!
・200近くの出展者が他にはない魅力的な商品を出品!
・前日までにしっかり下調べして、当日は交流を思いきり楽しもう!

やはり一番心に残ったのは、参加者・出展者同士のコミュニケーションの魅力です。普段周りに文具好きの友人はあまりいないので、万年筆についての濃い話ができたことが本当に楽しかったです。

出展者さんは皆やさしく分からないことは丁寧に教えてくれるので、初心者の方にもオススメです。

お近くで開催されるイベントを調べて、是非参加してみてください!

ちゃくま

イベント参加の他にも、万年筆の遊び方をまとめているよ!僕は今ペン字にはまっているので、字を習うのもオススメ!

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