インド刺繍リボンで万年筆ケースを作る(外でも万年筆を楽しむために!)

万年筆は家で使うだけではなく、旅行先に持っていっても楽しいですよね。景色のスケッチにつかったり滞在先から手紙を書いたり、、外出がより楽しくなります。

一方で、

「お気に入りの万年筆を傷つけず持ち運びたい」
「自分だけの万年筆ケースを作りたい!」

こんなこと思ったことはないでしょうか。僕は初めて万年筆を持って旅行に行ったとき、シャーペンなどと一緒に万年筆を筆箱にいれるわけにもいかず困った記憶があります。

そこで今回は、インド刺繍リボンを使って、自分だけの万年筆ケースを作る方法をご紹介します。

この記事を読むと分かること
・インド刺繍リボンとは?
・万年筆ケースのインド刺繍リボンでの作り方
・難しかった点、楽しかった点

ちゃくま

前は編み物でペンケースを作ったけど、今回はインド刺繍リボン!前回と同じく実際に作ったのは妻さんとなります

目次

完成したペンケース

紐を結んで固定するタイプ
紐をほどくと万年筆を取り出せます
裏側はこんな感じ

製作時間:2~3時間

僕が万年筆を好きになって数年後、妻さんも万年筆に興味を持って何本か集めるようになりました。

更に妻さんは手芸・編み物がとても得意なので、万年筆を集めるだけではなくペンケースなどの周辺グッズを自作するようになった、、という経緯があります。

「インドリボン刺繍がはやっているから、それを使ってケース作ってみたよ!」

と見せてくれたのがこのインドリボン刺繍製のペンケースです。

ちゃくま

柄がとてもキレイ。刺繍されているので表面に凹凸があって面白いね!

インド刺繍リボンって何?

インドの伝統的な刺繍技術で装飾された布地のこと

インドの刺繍は紀元前から存在し、16〜18世紀に大きく発展しました。特に王族や貴族の衣装を彩る装飾として重用され、金糸や宝石を使った豪華な刺繍が生まれました。

インド刺繍リボンは以下のような特徴があります。

豪華で華やか:金糸や銀糸、ビーズなどが使われていて、キラキラと存在感がある
多彩なデザイン:花、植物、幾何学模様、伝統的な民族柄など、地域ごとに個性がある

いろいろな美しいデザインがある

インド刺繍リボンはデザインも様々で、幅や装飾もバリエーションに富んでいます。また日本でも人気で、ハンドメイドによく使われています。

「リボン」と聞くと普通イメージするものよりもかなり幅広ですし、刺繍がほどこされているので厚みもあってしっかりしています

ちゃくま

丈夫な生地であればペンケースにぴったりだね!

ペンケースを作ってみた感想3選

今回は僕自身が作ったものではないので、妻さんに作ったときの感想をインタビューしました。

作ってみた感想①:お手軽に刺繍グッズを作れる!

インド刺繍リボンを使う一番のメリットは、自分でやらずともキレイな刺繍が入ったグッズを作れることです。

自分で刺繍しようとするとそれだけで大変です。時間もかかりますし、刺繍糸や刺繍をするときに必要となる専用の道具(刺繍枠)も必要です。更にはデザインも考えないといけないし、、と手間は格段にかかってしまいます。

この丸いのが刺繍枠です
ちゃくま

インド刺繍リボンは、最近は手芸用品店でも取り扱っているよ!

作ってみた感想②:布の厚さは重要!

インド刺繍リボンの中には布地の厚いもの、薄いものがあります。万年筆ケースを作るのであればできるだけ厚い生地の方がオススメです。

妻さんには実はいくつか万年筆ケースも作ってもらった中に、生地が薄いものがあります。

とても気に入っているのですが、落としたときに中の万年筆が少し傷ついてしまったことがありました。

一方、厚い生地だと耐久性があって少しくらい衝撃があっても中の万年筆を守ってくれます。見た目も堅牢な印象でかっこいいです。

作ってみた感想③:紐のつける位置には注意!

今回の万年筆ケースの唯一の失敗は、紐のつける位置です。

そのまま素直に結ぼうとするとフタ部分に届かず、ずらして結ばなければなりません。

ちゃくま

紐の根元の位置よりも上の方で結ばないと、フタ部分を固定できません。。

これはこれで結び方はおしゃれになるのでそのままになっていますが、使い勝手は少し難ありです。

紐をつける時にはフタを開け閉めしてみて、ちゃんとフタに届くかを確認しないといけませんね

インド刺繍リボンでペンケースを作る5ステップ

準備したもの

インド刺繍リボン(幅3cm×長さ50cm)
フェルト(裏地として使用、幅2.5cm×長さ20cm)
布用の接着剤(”さいほう上手”という名前ののり)
(フタを結んでとめる用、幅3mm×長さ30cmのリボン)
(リボンの端の処理用)

今回使ったものはこれらで全部です。フェルトは万年筆が入る袋部分の裏地として使うので、直接は見えません。

ステップ1:端を折り返してのりで貼る

まずは上のサイズのインド刺繍リボンを用意します

長さ130mm~140mmの万年筆であればこのサイズでOKですが、それよりも大きいor小さい万年筆を入れるのであれば、適宜サイズ変更した方がよりフィットします。

幅については、直径15mmの太目の万年筆でも問題なく入ったので、だいたいの万年筆であれば3cmの幅のインド刺繍リボンで大丈夫です。

このインド刺繍リボンを下の図のように折って、重なり合った裏地同士をのりでくっつけます。アイロンで熱を加えるとしっかりとくっつく手芸用のりも多いです。

ちゃくま

のりがかわいたら次ステップに進むよ!

ステップ2:ふた部分の端をかがり縫いで処理する

生地を重ねた長い方の部分の両端をかがり縫いでまとめていきます。

この部分は万年筆ケースのフタになります。2枚の生地同士はのりでしっかりくっついてはいますが端がバラバラだと見栄えも悪いので、きれいに縫っていきましょう。

ちゃくま

手縫いとミシン、どちらでもOKだよ!

ステップ3:裏地を貼り付ける

次は万年筆を入れる袋部分に移ります。

インド刺繍リボンの裏は長い糸が出ていたりするので、そのままだと万年筆がひっかかったり傷つく可能性があります。そこで裏地としてフェルトを貼ります。

この後のステップでインド刺繍リボンの両端を縫って袋を作っていきますので、裏地であるフェルトはそれよりも少し幅が狭くてOKです。

ちゃくま

裏地として使えれば、フェルト以外の布でもOK!

ステップ4:かがり縫いで万年筆を入れる袋部分を作る

いよいよ袋部分です。フェルトを貼った面を合わせるように折り曲げて、重なった生地の両側をかがり縫いします。

ここの仕上がりで見た目も変わりますし、万年筆を入れる部分なので耐久性も必要です。丁寧に仕上げていきます。

ちゃくま

ここまでくればほぼ完成だよ!

ステップ5:結ぶ用の紐をつけて完成!

最後に紐をつければ完成です。止め方は特に決まっていませんが、取れないように万年筆ケースの方に糸を数回通してしっかり縫い付けましょう

紐をつける部分は万年筆ケースの裏側にしていますが、フタを縛れる位置であればどこでも大丈夫です。

まとめ:大切な万年筆を安全に持ち運べるペンケースを作ろう!

インド刺繍リボンとはインドの伝統的な刺繍技術で装飾された布地
・3cm幅のインド刺繍リボンを使えば簡単5ステップで万年筆ケース作れる!
刺繍にはいろいろなデザインがあって選ぶのも楽しい!

万年筆ケースをDIYするとなるとなかなかハードルが高いですが、インド刺繍リボンは幅やデザイン、生地の厚さ全てがペンケースにぴったりです。

イチから自分で作るのに比べて簡単にかっこいいケースが作れるので、是非ともチャレンジしてみてください!

ちゃくま

他にもいろんな万年筆で遊ぶ方法をまとめているので、のぞいてみてね!

ちゃくま

万年筆で遊ぶ他に、字を習うのもオススメだよ!

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