万年筆インクで絵を塗る(”ぬりたくり絵”で遊んでみた!)

万年筆のインクは千差万別で、数えきれないほどの種類があります。自分のお気に入りのインクを見つけるのも楽しみの一つですよね。

しかし一方で

「インクを集めすぎて使いきれない」
「インクで絵を描きたいけど、うまく書けない」

という方も多いかと思います。

そんな方にぴったりなのが、株式会社ノウトさんの「塗りたくり絵」です。インクをただ塗るだけできれいな絵が浮かび上がる商品です!

そこで今回は、万年筆インクを使いきれずに悩んでいる人向けに、インクを使って簡単に遊べちゃう方法をご紹介します。

この記事を読むと分かること
・”ぬりたくり絵”とは?
・ぬりたくり絵を使って遊ぶ方法
・難しかった点、楽しかった点

ちゃくま

絵心なくても大丈夫だし、子供でも楽しく遊べるよ!

目次

できあがった絵はこんな感じ!

最初に出来上がった完成品をご紹介します。全部で3枚作りました。

くまの絵を茶色で塗ってみた

ちゃくまと並んで
赤、薄茶色、茶色の3パターン

使った商品:ぬりたくり絵(とりのむ柄)
製作時間:1枚あたり5分

ぬりたくり絵にはいくつも種類があってどれがいいかなと悩んでいたところ、このサイトにぴったりな柄を見つけました。そう、くまの絵です!こちらを買いました。

塗っているときの様子(動画)

こちらは茶色のインクを水で薄めて作った薄茶色で塗ったときの様子です(倍速)。

塗ったときにインクをはじく部分と色がのる部分があって、全体に塗り終わると柄が完成します。塗るだけなので、本当に簡単にできてしまいます。

ちゃくま

インクの種類だけではなく、濃さや塗り方によっても出来上がりが変わるね!

インクを塗りたくってみた感想3選

感想①:とにかく簡単・お手軽!

ぬりたくり絵にはインクをはじく部分があらかじめ印刷されていて、それによって柄ができあがります。そのため、インクを全体に塗るだけでOK。本当に簡単です。

横でみていた息子も

「やってみたい!」

と興味津々。一枚やらせてみたところ、4歳でもとても上手に仕上がりました。

ちゃくま

子供へのプレゼントとしてもいいかもね!

感想②:ムラなく塗るのは少し難しい

ちょっと濃淡が目立ってしまいました

とても簡単ではあるのですが、少し難しかったのはムラなく塗ることです。

万年筆のインクは濃淡が出やすく、何度も重ね塗りしたり塗るスピードが変わったりすると、色が濃くなったり薄くなったりして目立ちます。普通の紙で少し練習してから塗るとよいかもしれません。

もしくは、インクを水で少し薄めるのもよいと思います。今回はインクそのまま使った濃い茶色と、それを3~4倍の水で薄めた薄い茶色で塗り、薄い茶色の方がムラは目立ちませんでした。

ちゃくま

いずれにしても一回普通の紙で試すのがオススメ!

感想③:はじく部分にはインクが残らないようにすると綺麗!

白い部分がちょっと汚い、、、

ぬりたくり絵のインクをはじく部分は、はじくと言っても全くインクがつかない訳ではありません。インクが残ったまま乾くと取れなくなり、目立ってしまいます

ちゃくま

色が白だから余計に目立つね。。

こうならないための対策は2つあります。

・インクをはじく部分には塗らないように気を付ける
・インクが残ってしまったら、筆でその残ったインクを吸ってあげる

どちらも難しくはありません。できるだけ塗らないように気を付けつつ、もしインクが付いてしまったら筆で吸い取りましょう。

塗りたくり絵のあそびかた

準備したもの

インク(今回使ったのは ①ペリカンのRedと ②エルバンのアイランドカフェ)
塗る用の筆(100均のものでOK)
ぬりたくり絵

今回使ったものはこれらで全てです。本当に簡単!筆はあまりに細すぎるものだと少し使いずらいですが、必ずしも太筆でなくてもOKです

もしインクを薄めて使いたい場合は、インクと水を混ぜるための容器も用意しましょう。

ステップ1:インクを準備する

まずは使いたいインクを用意します。

インクをそのまま使う場合はインクボトルを用意するだけですが、もし水で薄めたり色を混ぜたりしたい場合は、別容器で混ぜて好みの色を作っておきます。

今回はやりませんでしたが、一枚のぬりたくり絵の中で色を塗り分けたり、グラデーションにしたりすることもできます。その場合は複数色を用意しておきましょう。

ちゃくま

どの場合も、一回普通の紙に試し書きしてみるのがいいよ!

ステップ2:塗る!

ぬりたくり絵にインクを塗っていきます。思いのまま好きなように塗ればOKです!

なお、ネットで調べると様々な塗り方を開発されている先人の方々がたくさん。。例えば「ペペノート」さんのページでは

  • 全ての基本『ベタ塗り』
  • 遊色インクのインクカード作りに最適!『遊色インクふわふわ塗り』
  • いわゆる“ぬりえ”『塗り分け』
  • 綿棒トントン
  • グラデーション

と5種類の塗り方を動画付きで紹介されています。興味ある方は是非リンク先から見てみてください!

>>ペペノートさんのHPはこちら

ちゃくま

ペペノートのぺぺぞーさんは自分でインクカードを作ってしまうほどの達人。。すごすぎる!

ステップ3:乾いたら完成!

インクを塗った直後は紙が反ってしまいますが、乾燥すれば元に戻ります。もし反るのがいやな場合は紙をマスキングテープなどで机の上に貼って固定しましょう。

乾けば完成です。お疲れ様でした!

まとめ:自由に好きなように色を塗って遊ぼう!楽しんだもの勝ち!

“ぬりたくり絵”を使えば万年筆インクを塗るだけで楽しくキレイな絵を描ける
・やることはインクを用意して塗るだけ!
とにかく簡単!色を混ぜたり複数色をつかったりなど、楽しみ方は無限大

インクを集めすぎて机の中に眠らせている人、多いのではないでしょうか?

万年筆インクの使い方は字を書くだけではありません。絵を描いたり色を塗ったり、、たまにはこんな遊び方をしてみると新たな「楽しい!」を発見できるかもしれません。

ちゃくま

他にもいろんな万年筆で遊ぶ方法をまとめているので、のぞいてみてね!

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