【ビジネスでも使える?】万年筆で書くサインを自分で作ってみた

万年筆を使った遊び方を紹介するシリーズ!

第二弾はサイン作成です。万年筆を使うシーンといえば、ビジネスやカード決済のときのサインですよね。胸元から取り出した万年筆でかっこいいサインを書く、、憧れます!

万年筆を使えば、力を入れたところが太く力を抜いたところを細くなって、サインに立体感が出ます

この記事を読むと分かること
・サインってどう作る?
・サインを初心者がゼロから作るとこうなる
・自分で作るのとプロに作ってもらうの、どっちがいい?

ちゃくま

サインを作るなんて未体験、、ドキドキ。。

目次

5時間かけて完成したサインはこちら

氏名:”梅小路ちゃくま
使った万年筆:プレピー(細字)
製作時間:5時間

本サイトのマスコットであるちゃくまのフルネーム、「梅小路ちゃくま」の草書をベースに作成しました。

「梅」や「路」はかなりくずしてしまっていて読めませんが、「小」と「ちゃくま」は視認できます。全体を横に貫く線と、最後の「ま」の結びを強調してみました

はじめてにしてはサインっぽく完成したのでは!と思います。

参考にした書籍

今回、サインを作るにあたって参考にした本はこちらです。

タイトル:サイン・署名のつくり方
著者:署名ドットコム
発行日:2016年9月22日
出版社:スモール出版

ちゃくま

著者である署名ドットコムのサイトでも、サインに関する詳しい情報が見られるよ!

全部で7つのサイン作りテクニックが学べる!

せっかく作るならカッコいいサインを作りたいですよね。ただ、無暗に字をくずしたりくっつけたりしてもなかなか良いものは作れません。サイン作りにはテクニックがあります。

今回のサイン作りで使った「草書化する」も、7つのテクニックのうちの1つです。どのテクニックを使うかは自由ですので、いろいろと試して見ながら試行錯誤できます。

サインのサンプルが多数あって、作るときの参考になる

こちらの本では50ページに渡ってサインのサンプルが紹介されています。漢字だけではなく英字のサンプルも多数あるので、自分が実際にサインを作るときにはきっと参考になるものが見つかるはずです。

今回初めてサインを作ってみて、初心者が全くのゼロからサインを考えるのはとても難しいと感じました。

ちゃくま

今回、最初は何も見ずにデザインしようと頑張ってみたけど無謀だったよ笑

同じ字でなくともアレンジのしかたや配置は部分的に取り入れられるものは活用できるので、特に初心者はいろんなサンプルを見てみるのがオススメです。

サインの作り方の例(草書体を参考にする)

サインのつくり方は様々です。構図を決めたり、直線でつなげてみたり、文字の一部を誇張してみたり、、しかしデザインを全く学んだことのない初心者には少し難しすぎると感じました。

そこで僕が今回使ったのは、草書体を参考にする方法です。

草書体とは速く書くことを目的に作られた書体

いつも僕たちが使っている普通の漢字は「楷書」、それをくずしたのが「行書」、更にくずしたのが「草書」です。

漢字の書体の1種。速く書くことができるように、同じく漢字の筆書体である行書とは異なり、字画のくずし・省略が大きく行われる。文字ごとに決まった独特の省略をするため、文字ごとの形を覚えなければ書くことも読むこともできないことが多い。

Wikipedia 「草書体」より引用

草書体はいかに速く書けるかを考えて作られた書体です。先人たちが長い年月をかけて追及した書きやすく美しい形ですので、サインを作る際の手がかりとしては最適です

この草書体をベースに、文字を更にアレンジしたり文字同士をつなげたりして、完成形のデザインに近づけていきます。

楷書体~草書体~完成したサインまでの比較

具体的に、楷書から形を変えていくとこのようになります。

楷書体

行書体

草書体

アレンジ

完成したサイン

完成したサインはどこがどの字?

字をだいぶくずしてはいますが、省略した字はなく7文字ともそのまま入れています。

参考にした「サイン・署名のつくり方」では、隣り合う字で一部形を共通化するのがよいとされていましたが、そこまで今回は踏み込めませんでした。「小」の字は梅か路のどっちかと共通化してもよかったかもしれません。

サインを作るべき理由3選

自分の新たな顔を持ったように思えて嬉しい!

今回サインを作ってみて一番感じたことは、

ちゃくま

自分を表す新しい「何か」を手に入れたような感覚、、
どんどん使ってみたい!他の人に見せたい!

という嬉しさ、ワクワク感です。

名前はもしかすると同姓同名の人がいるかもしれませんが、サインは文字を使って自分を表現した、自分だけのものであって、その特別感がなんとも言えない嬉しさをもたらしてくれます

日常でもサインをするシーンは以外とあり、サッと書けると便利

郵便物の受取やホテルのチェックインなど、日常でサインを使う機会は結構あります。名前をそのまま書くのもいいですが、特に画数の多い人だと時間がかかりますよね。僕の本名も50画以上あるので毎回大変です。

サインのいいところは、元の氏名よりずっと少ない画数なので、書くのに時間がかかりません。

例えば今回題材にした「梅小路ちゃくま」は、

元にした名前…37画
作ったサイン…10画

となり、画数は3分の1以下です。これで荷物受け取りの時間も短縮できますね。

しっかりしたサインを書ける人として、信頼される

自分オリジナルのちゃんとしたサインを書ける人は少数派です。だからこそ、食事やカード決済でサインをさっと書くと、ビジネスでもプライベートでも信頼されます

食事した取引先から「ビジネスの相手として信頼できる人だな」と思われる!
デートした異性から「きちんとしていて、しっかりした人だな」と思われる!

自分はそんな機会ないから、、と思っていても、いつサインが必要になるかは分かりません。予め用意や練習をしておくとよいですね。

自分で作るかプロに任せるか、サイン作りはどっちがおすすめ?

サインを作るには、自分で作る他にプロに作ってもらうという選択肢もあります。それぞれのメリデメをまとめるとこのようになります。

自分で作るプロに作ってもらう
思い入れのあるサインを作れる
費用ゼロ(かかっても書籍代だけ)
クオリティが低い
作るのに時間がかかる
高いクオリティのサインができる
書き方や練習のコツも教えてくれる
費用がかかる(およそ10,000円~)

この記事でも紹介した通り、自分でサイン作りにチャレンジするだけであれば費用ほぼゼロでできます。「ああでもないこうでもない」と自分でサインを作る時間もとても楽しいですので、時間に余裕があるならばまずは自分で作ってみてはいかがでしょうか。

一方で、サインはいうなれば自分のもう一つの「顔」ですので、納得いくものを作りたいですよね。

もし自分で作ってみてうまくいかないのであれば、費用はかかりますがプロに頼むのを強くおすすめします。見た目や書きやすさなど、あらゆる面プロの完成度の高さは圧倒的です。

ちゃくま

今回参考にした書籍を出している署名ドットコムは、サイン作成サービスも提供しているよ!

まとめ:サインはもう一つの自分の顔!作るのは楽しくて奥が深い!

・サインを作るには、草書体を利用するなどテクニックがある!
・サインを初心者がゼロから作ると、5時間かかる
・サインはまずは自分で作ると楽しい!高クオリティのものはプロに作ってもらうべし

サインを作るにもまた出来上がったサインを書くにも、筆記具は万年筆がおすすめです。スピード感を持って書くときでも十分なインクが出ますし、また筆圧の強い・弱いでサインに立体感を出すことができます。

ちゃくま

もしビジネスで使う高品質なサインが欲しいなら、今回参考にした本を出している署名ドットコムがおすすめだよ!

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