汚い字のコンプレックスを解消するためにペン字講座を始めた、元万年筆ショップ店員のちゃくまです。
2月にユーキャンを申し込んで学習を開始し2か月が経過しました。まだまだ美文字への道のりは遠く修行中ではありますが、
「実際に2か月でどれくらい上達するの?」
「続けるのはどれくらい大変?」
「ユーキャンを申し込んでよかったと思う?」
など、今だからこそお伝えできることもあると思います。そこで本記事では、ペン字をまだ始められていない方向けに、ユーキャンのボールペン字講座を始めて2か月たっての感想・効果検証をお伝えしようと思います。

汚くて恥ずかしいけど、練習で使った実際のテキストの字も載せていくよ!
ユーキャンのボールペン字講座で取り組んだ課題


テキスト1冊目:ひらがなカタカナ(基礎編)
最初の1冊目はひらがなとカタカナの集中レッスンです。ユーキャンのテキストは五十音順ではなく、形の似たもの同士で学びます。例えば
対になる線・斜め線があるグループ:い、り、こ、に、た、き、も、く
はらいを意識するグループ:し、て、そ、ひ、れ、ん、け
短い線のあるグループ:う、え、ふ、お、む、な、か、さ









形が似ているので、書くときのコツがつかみやすかったよ!
テキスト2冊目:よく使うフレーズ(楷書・実践編①)
2冊目ではまず漢字を上手に書くための美文字のための3大ポイントを学びます。ポイントの内容を書くことは控えますが、例えば一つ目のポイントはこれらの漢字の練習を通じて学びます。


その後は、よく使うフレーズをどんどんと練習していきます。例えば
「よろしくお願い申し上げます」
「今度会える日を楽しみにしています」
「お体を大切に、ご自愛ください」
などです。





1語ではなく文章を書くので、文字と文字の間の取り方や文章全体のバランスも考えないとね。難易度が上がる!
2か月間継続した結果、字の汚さは大きく改善


同じ文を書いて比較してみた(上:受講前、下:受講2か月目)





上も下も、特にお手本は見ていないよ。書くのにかかった時間は両方とも3分くらい!
見た目は大きく変わったが、美文字はまだまだ遠い
改めて字を書いてみると、その違いに驚きました。もちろん下の字も美文字までにはまだまだですが、2か月前と比べると別の人が書いたと言っても不自然ではないくらい違います。
ここまで変わった理由としては、
- 受講前:そもそもキレイな字とはどんな字か、形を知らなかった
- 受講後:ひらがなはある程度練習したし、漢字もキレイに書くポイントを理解できている
だと思います。



目指すべきキレイな字を知らないなら書けるはずもないよね。。
やってみた分かった感想3選


①毎日継続するのは簡単ではない
ユーキャンのペン字を始める前は「1日10分なら余裕で続けられるな」と思っていましたが、現実は甘くありません。
夜の子供が寝た後の自由時間をペン字の練習時間にあてていますが、
- 仕事や育児で疲れた日
- 泊りの旅行に行っている日
- なんとなく気分が乗らない日、、等々
10分を作り出すことがとても大変な日は思った以上に多いです。この2か月の間でも3~4日に1回は練習できずに寝てしまい次の日に倍がんばる、、という状況です。
朝早く起きてやる方がよいか、毎日ではなく週末にまとめて時間を取ったほうがいいか、、時間の作り方もまだまだ試行錯誤中です。



ペン字が一日のルーティンの1つになるにはもうちょっと時間がかかりそうです
②ひらがなは自信をもって書けるようになった、漢字はまだまだ
ユーキャンの教材では最初にひらがなを集中的に練習します。こちらの記事でも書いた通り、始めた初日からひらがなは目に見えて上達しました。


もともとの字が汚すぎたので、マイナスがちょっとプラスになった程度ではありますが、それでもひらがなは少し自信を持って書けるようになりました。
子供から「名前をひらがなで書いて~」と頼まれて書いたところ、妻から「あれ?字が綺麗になった?」と言われて嬉しかったです!



少しだけ汚名返上できた!
一方で漢字はまだまだです。ひらがなのように50文字では到底終わりません。画数も多いので文字のバランスを取るのが非常に難しく、伸び悩み中です。
③何も考えずに手本をなぞるだけでは上達しない
ペン字練習帳やペン字通信講座ではよく「お手本をなぞるだけで上達!」という内容の売り文句を目にしますが、これはあまり信じるべきではないなと感じました。
全くの嘘というわけではありません。確かにお手本をなぞるだけでも多少は字がうまくなるかもしれませんが、効率は非常に悪いと思っています。



なぜそう思ったか、理由を説明するよ!
2か月ペン字を続けてひらがなを少し綺麗にかけるようになり、自分なりにその上達の理由を考えました。その結論として「きれいな字を書く」ということは
- きれいな字の形を覚える
- その形を書いて再現できるようになる
- ステップ1と2の完成度をどんどん高めていく
この3ステップからなるのではないかと思っています。
これが正しいとすると、まずは初心者は最初のステップとしてきれいな字も形を覚える必要があります。お手本をなぞるときにも何も考えないのではなく、
- 「この字の書き始めはどのあたりからか?」
- 「それぞれの線の長さや角度はどれくらいか?」
- 「字全体のバランスは?」
これらを気にしてお手本を見なくても頭の中で形をイメージできるように意識しながらなぞることが重要だと思います。



次の2か月はこれを意識してペン字学習に取り組もうと思います!
もっと上手くなるために、これからの抱負


最初の2か月を終えて、ユーキャンの講座も折り返し地点。もっと上達するためにこれからどうしていくか、考えていることをまとめました。
練習量を増やす!
勉強やスポーツ、仕事、資格取得など、これまでの人生の中で身に着いたものを思い返すと、そのいずれでも十分に時間と労力をかけて反復練習をしてきました。
ペン字についても同じだと思っています。簡単に字が上達するような魔法の方法はなく、しっかりと地道に練習をすることこそが上達の近道だと思います。
また、テキストも2冊目になると一日の課題の量は増えてきており、10分で終わらせることは難しくなってきています。しっかりと腰を据えて練習するため、一日1時間を目標にペン字の時間を確保するようにしようと思います。



ついSNSを見ちゃってる時間など意識して削って、1時間は確保したい!
上手な人の経験談を知る!
SNSやブログを見ると、長い間ペン字を続けている人がたくさんいます。そんな先輩たちから学ぶことはとても多いはずです。
・上達するために気を付けていたことは?
・継続できたコツは?
・成果が出ないつらい時期をどのように乗り越えたか?
・文字と文字がつまったり逆に離れすぎたりしてしまう、、どうすればよい?
2か月続けてきて上記のような疑問がたくさん出て決ました。自分の前を走っている先輩の中にも同じ疑問を持ってそれを乗り越えた人たちがいるはずです。挫折しないためにも困ったらネットをたたいてみようと思います。
講師への質問を活用する!
ユーキャンの講座では、1日3回まで講師に質問をすることができます。今まではこれを使っていませんでしたが、上のように疑問点もいろいろと出てきたため講師に質問をしようと思います。
素人である自分の中で考えても正解にたどり着ける保証はないですし、せっかくのサポートシステムなので活用しないと損ですよね。



困ったらプロに聞くのが一番だね!
まとめ:美文字への道のりは長い!上達の道のりも楽みながら少しづつ進もう!


小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道
これは野球選手のイチロー選手の言葉です。僕はこの言葉が大好きで、いつも心の支えにしています。
憧れているようなきれいな字をかける自分をまだ想像もできませんが、この言葉と自分を信じて、一日一日の練習を積み重ねていこうと思います。
同じようにペン字を始められた方、これから始めようとしている方、共に頑張りましょう!



字の習い方については詳しくはこちらのまとめ記事を見てね!


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